容姿・経歴・その他メモ

かつて別の世界に存在した国の王族であった少女。
しかし覚醒したことでタガが外れ、その状態で長い時を生き続けた結果王族としての記憶も気品もほとんど残っていない。そのため、普段の態度も相まって傍から見ると気が狂って王族を自称しているようにしか思えない。
普段から血に執着しており、自分や他人が傷ついても喜ぶなど隠そうともしていないが、一応モラルは持っているため人間社会で生活できている。
昔は友人など親しい人が死んでしまった際に、自分とは違って一瞬しか生きられない儚い命だと憐れむことで精神を安定させていたが、そう思い込み続けたことで今は心の底からそう思うようになってしまった。
なぜ別の世界の住人であった彼女がこの世界に辿り着いたのかは彼女自身も分かっていないが、本人は気にしておらず、戻りたいとすら思っていない。それどころかこっちの世界も楽しんでいる。唯一気にしているのは大っぴらに戦闘したり血を吸ったりできないことぐらいのものであり、隠れて楽しむように適応している。
こちらの世界に来て初めての友人である「敷島あやめ」は最初の獲物を探している最中に見つけ、襲い掛かる前に会話をしていたら仲良くなった。それはそれとして美味しそうとは思っており、自分から襲うことは無いがもし傷ついていたら血を少し貰おうかと考えてはいる。

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