容姿・経歴・その他メモ

シートン動物記、『狼王ロボ』の逸話に登場する白狼『ブランカ』…を名乗るレネゲイドビーイング。
毛並みが真っ黒なのは、RB化に際し北欧神話の『マーナガルム』が要素として混じったため。
というか、FHの実験の本来の目的はそっちであったはずなのでブランカが混ざったとも言える。
人格(いや、狼格？)としてはブランカが100％支配している様子。

FHの『ヨトゥンの血潮』を使用した実験で誕生した。皆既月食の夜の事だったと記録は語る。
誕生後、獣のように我欲で動くFHに辟易しセルを潰して脱走。
UGNに拾われ、その在り方を認めて所属、現在に至る。
ゼノスからの勧誘もあったらしいが、都築の事は「信用できない臭いがする」と嫌っている。

「敗者は勝者に従うもの」という野生の原理がモットー。
ただし、自分が敗れたのはあくまで『人間』であり、レネゲイドの衝動をよしとするFHは違うとしている。

かつての夫、ロボには未だ思うところがあるようで、そのことを訊くと目を伏せる。
しかし、いつか再会できる『奇跡』を待ち望んでいる節も見られる。

一人称は『ボク』。好奇心旺盛なのは生前から変わらず、割とちょろい。

人間に対するスタンス
好きか嫌いかで言えば嫌い。
ただ、自分を殺し夫ロボを殺したという事実から一定の敬意は払っており、『自分が傅くのはロボとそれを殺した人間たちだけだ』と明言している(ゼノスに所属しないのもそのため。単純に都築が嫌いなのもあるが)。一方で、二人称が基本『人間』と十把一絡げであり、印象に残った相手以外に対しては淡々とした態度を貫く。尤も、一番印象に残りやすいのは『警戒すべき相手だ』という獣の直感によるものだったりもする。

犬と間違えると非常に怒る。当然だ、敗北したとて彼女は誇り高き野生の狼なのだから。

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