あり得ざるものを視る能力
相手の人物像を正確に予測したり、数秒先の未来が見えたりと通常ではあり得ないものを見る能力。
素の観察眼の高さとノイマン故の演算能力によるものだと考えられているが、それでは説明がつかない部分も多い。

◆カラーコード：ブルーグレイ(#6699CC)
◆イメージソング(仮):梟/天野月子

◆グラウコーピス(glaukopis)
ホメーロスがアテーナーにつけた定型修飾称号。
本来の意味は「輝く瞳を持った者」「灰色・青い瞳を持った者」と考えられている。

◆アテーナー
オリュンポス十二神の一柱。
知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神。
乙女座のモデルとする説もある。

◆青葉梟(あおばずく)
鳥綱フクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類される鳥類。
日本では最も人間に身近なフクロウ。
主食は昆虫を主食で、都市部でも神社仏閣の樹林程度の環境でも街灯を餌場として繁殖してきたが、近年は営巣木の伐採や越冬地での開発により個体数を減らし準絶滅危惧種に指定されるようになった。

◆タンザナイト(灰簾石)
夕暮れ時の空を映し出したような青紫の宝石。
多色性という特徴を持っており、見る角度によって青色や紫色が強くなる。
また自然光の下では透明感に満ちた美しい群青色に、夜のライトや白熱灯の下では高貴な紫色に、蛍光灯の下では青色に輝く変化も見られる。
石言葉は「誇り高き人物」「知性」「神秘」等

◆ディオメデス
トロイア戦争時、ギリシャ勢として参加した英雄でティーリュンスの領主。ディオメーデースとも。
　『イーリアス』第5巻にて、アテーナーが御者となった戦車に乗り、アレースへ攻めかかった。
この時ディオメデスが投げた槍をアテーナーが導き、その槍はアレースの下腹部へと突き刺さった。

◆パラディオン
イーリオスを建設したイーロスが、「徴を示してほしい」とゼウスに祈ると、天から降って来た木像。
神話によれば、この像はアテーナーがパラスを殺してしまった自責の念から、彼女の姿を刻んで作ったとされている。、

◆期待値
DCDCにて算出。

◆青葉梟 千代(あおばずく ちよ)
呼び方：おばあちゃん
感情：信頼/食傷
灰芽の祖母。
霊感持ちで、幼い頃は人ならざるモノを見ては泣いてばかりいた灰芽をまっとうに育てた人。
彼女の作る昆布の煮しめは絶品。

灰芽にとって誰より信頼している人物だが、霊との付き合い方を口酸っぱくなるほど言い含めるのだけは少々疎ましく思っている。

◆テレーズ・ブルム
呼び方：テレーズちゃん/テレーズさん
感情：尽力/隔意
上級p.89
言わずと知れたUGN中枢評議会穏健派の中心となっている評議員。
非オーヴァードであり、護衛兼ペットとしてサジェスを常に肩に乗せている。

お忍びである街へ視察中、偶然灰芽と出会い、一緒にオーヴァード事件に巻き込まれる。
その際、灰芽がオーヴァードであることに気づき、UGNで能力訓練を受けるように勧めた恩人。
灰芽のコードネームを付けたのもこの人。

出会った当初、灰芽は彼女の立場を知らず「テレーズちゃん」と呼んでいたため、今でも時々そちらで呼んでしまう。

◆“エスコート"サジェス
呼び方：サジェス
感情：好意/隔意
カオスガーデンp.304
テレーズの護衛を務めるコノハズクのAオーヴァード。
テレーズの護衛中に灰芽を護ったことがある。
もふもふでかわいらしい外見なので、灰芽は撫でてみたいと思っている。