ひまりとその他一部の者にしか見えないが、相棒と言える少女、カミナを連れている
UGNに保護されて何もわからず困惑していたひまりに突然声を掛けた。以来ずっとひまりの中にいて親しく話しかけてくれる親友
昔の記憶も家族と呼べる人間もいないひまりにとって唯一と言っていいほどの大切な絆
（※なお美城丈夢はあくまでも自身の教育をした施設の上司であり、家族やそれに類する関係性ではない。恩義も感じているし従ってはいるが互いの関係性に温かみはない。美城さんそういうところビジネスライクだったため）

ひまりとカミナは非常に仲が良く互いに互いを大切にしている
だからこそカミナは、自身が不安定で不確かな存在であるため、いつどんな時に消えてもおかしくない、とひまりが自分に依存し過ぎないよう、他者との交流も持つよう、自分はいつかいなくなるかもということも告げている

ひまりもそれを理解し、他者との交流も欠かさない
しかしそれはそれ、これはこれ。いつか別れる日が来るかもしれないのなら、せめてたくさんの思い出を抱えたい
いつかの別れを惜しむより、共にいる今を大切に

趣味の一つに絵を描くことがある
これは単なる趣味というだけでなく、基本的に他者には見えず、ものに触れることもできないカミナが、『いつか消えてしまったら』という考えから、『それでもカミナがいたという証と思い出が欲しい』という想いから行きついた趣味
あちこちへ出掛けては、その場の風景と自分にはたしかに見えている『そこにいるカミナ』を描いている
絵を見ればいつだって思い出せるように。その絵の場所でカミナがどんな顔をしていたか、自分たちがどんな風に、どんな話をしていたか
また、もう一つの趣味と合わせて、カミナに様々な服を着せた絵を描くことも好んでいる
「これならカミナもいろんな服を着れるでしょ！カミナだって女の子だもんね！」とはひまり談
服屋やアクセサリーショップに出掛けてはカミナの気に入る服、自分が着せたい服や帽子、靴などを探し絵の中のカミナに着せている