一人称：俺
二人称：テメェ、アンタ
特徴・語尾：けだるげな喋り方
癖：
好きな物：ファーストフード、呪禁武具いじり、呪符造り、猫カフェ、酒（強い）、塩辛いもの（大陸生まれなので）
嫌いな物：自分よりも出来のいい年下、めんどくさい仕事、満員電車、甘ったるいモノ（特に歯にくっつく飴）
目的：「さっさと、ＵＧＮに帰って、楽な支部にでも配属されねぇかなぁ～～」

内向的、直感的、思考的、計画的、激動的な建築家（INTJ-T）タイプ。
疑い深く、理性的で、自立心が高く、その癖、他人からの評価を気にする悲観主義者。
頼られるくらいなら最初から当てにされない方がマシ、とまで言う偏屈家でもある。
元は神童と呼ばれもてはやされていたのだが、それももう昔の話だ。

とはいえ、めんどくさがりながらも、人間としての倫理観や正義感はきちんと持ち合わせている。
なんだかんだとぶー垂れながらも、やることはきちんとやってくれることだろう。

因みに、禁煙中。昔は水タバコをたしなんでいたが、大陸の方が禁煙傾向だったり、孟極に嫌がられるのでやめた。

中国における三大宗教にして、様々な呪術・儀式の大本である「道教」を扱う術師（道士）。
大陸でも有名な一族である「幸楽家」から奪ってきた受け継いだ呪禁武装を用いる他、符術を用いた式神術、八卦陣による簡易領域などを操る。

―乾坤鳴陀螺(けんこんめいだら)―

「『零に始まり、極限に至る――太極(たいきょく)・黄昏越行(こうこんえつぎょう)』！！」
都玖が実家を出る際に取ってきた呪物。一説には道教に伝わる宝貝(ぱおぺい)とも言われている。
見た目は竹で作られた大きめの独楽のようであり、両手に取り付けたヒモを操って回転させる。
イメージは中国ゴマ（ディアボロ）に近い。

その回転した独楽を相手にぶつける他、回転により生じた音や衝撃波、そしてその軌跡もが呪術としての意味を持つ。
更に、都玖自身のレネゲイドにより独楽の質量を減少させ回転を加速させていく。
極限まで0となった独楽は最早、無限小となり太極へと至り、事象固定の呪法により、その回転は無限へと至る。
無限回の回転により生じた衝撃は、どんな呪力であろうと『同時にぶつかる』という結果を用い、『黒い閃光』を発生させる。

言わば、『沢山ぶつければ、誤差を失くせる可能性も高まるよね』という脳筋プレイである。

―擬獣符 孟極(もうきょく) ―

都玖が使役する式神の一種。厳密には陰陽道の式神とは異なる符術なのだが、そこは割愛。
人懐っこく人語を介する白豹の姿をしており、簡単な手助けなどをしてくれる。
攻撃の際にも使えるが、燃費はあまり良くないらしい。

元々、中国にある道教の有名一族の三男坊として生まれる。
生まれた時から強力な呪力を持っており、『神童』として期待されてきた。

正一教の総本山、竜虎山にある道観にて成人まで修行を積み、果ては仙人かと噂された都玖だったが、
彼の実家を継いだ長男からその能力を危険視され、出家を命じられる。

不貞腐れつつも、晴れて自由の身になった都玖は、かねてより興味を覚えていた日本に来訪。
その後、現地にて発生した事件を解決したことを機に、ＵＧＮの誘いに乗りエージェントとなった。

強力なオーヴァードの能力と武具を用いて彼はメキメキと日本ＵＧＮ内でもその力を蓄え、遂にはＵＧＮレネゲイド災害緊急対応班マルコより招集が来る。
レネゲイド災害緊急対応班のリーダー格はその出自や遺産の関係で、呪力との相性が殊更に悪く、日本で増加する対呪霊事件への対処のためにと特別なポジションを与えられたのだ。

遂に自分の実力を認められたと、意気揚々と返事を返した都玖だったが、そこはＵＧＮの特務部隊。
自分よりも一回り小さくも才能あふれる隊長、美貌と頭脳を兼ねそろえた敏腕副隊長、そして鍛え抜かれた先鋭エージェントの同僚たち……
『呪力がある』というただ一点で呼ばれた都玖のプライドがズタボロになるまではそう長くはかからなかった。

その後、ＵＧＮと呪霊対応特務課の協力体制、並びに各職員の交換出向が計画され、逃げ出したい一心で応募。
ネームバリューとＲ災対の今後を任されて晴れて呪霊対応特務課の班長ポジを任されるに至ったのだ。

残るところ、1年と半年の出向期間。
このまま何事もなーく、引継ぎを終えることを祈っているのだが……
そう上手く、行くのだろうか？

一話⇒二話

・『ユニークアイテム：Rストリーミング』取得
・『エンブレム：簡易領域』取得