容姿・経歴・その他メモ

　大人しそうで、図書館でひっそりと本を読んでいるのが似合いそうな少女。しかし見た目だけ。
　実態はゴツイ拳銃振り回して丁寧語で敵を屠る、バリバリの戦闘狂。

　幼少期からUGNに所属しており、戦闘経験は年の割には多い。現在所属する支部は平和なため、日々パトロールと称してよなよな路地裏なんかをのぞいている。その関係で一部不良などに認知されているが、昼間と雰囲気が違うためか『おとなしそうな藤枝さん』だと理解しているのは、鷹崎千穂やその周辺のみである。
　鷹崎千穂とは昼よりも夜によく会って、話したり遊んだりしている。直寅は千穂を特に気に入っているため、『寅子』とあだ名で呼んでもらっている。この呼び方は直寅が気に入った人間にしか許していない。（たぶんPC1は許されてない）

　一人暮らしでアパートを借りて生活しており、自炊派。生活のモットーが『節制』であるため、治安の悪いところにあるボロくて狭いアパートとかに住んでいる。甘い物もそれなりに好きなため、たまに自作していることを千穂は知っている。あまり凝ったものは作れないが。
　直寅にとって、バレンタインデーとは『年に一回、高いチョコを買ってもいい』チートデーである。それ以上の興味はないが、千穂にお願いされるのなら後方支援で参加する。


　5歳の頃、地元が大規模なレネゲイド災害に見舞われる。この時彼女は一時死亡、レネゲイドの反応があったためしばらく経過観察がされ、数年後蘇生した。この災害での生存者は直寅の姉竜巳、竜巳の友人、後ほど蘇生した直寅の3名である。
　直寅の家庭環境は良くなかった。特に長女である竜巳にとって。兄弟が多いというのに親の稼ぎは足りず、働きに出る両親に代わり弟妹の世話を任されたのが竜巳であった。日々の生活のため遊びにも行けず、勉強にも時間が割けず、そういった姉の苦労を、直寅は5歳ながら、ぼんやりと感じていた。
　そんな姉にも付き合ってくれる友人はおり、直寅は一度だけ、保育園のお迎えで会ったことがあった。いつもより楽しそうな姉を見て、自分もいつかこんな友達が欲しいと、幼心に刻まれた。
　現在姉は、別の支部で働いているという。直寅が蘇生し生き残ったことは伝えておらず、姉には自分の人生を歩んでほしいと思っている。
　最初に直寅を『寅子』と呼んだのは、初めての妹の名前が酷すぎると嘆いた竜巳である。

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