サンプルセリフ

「六翔クロンだ。よろしく頼む」

「……私には兄がいた。会ったことはないがな。」

「アリオン、少し飛ばすぞ。落ちないように踏ん張れ」

人物

世界中を渡り歩くUGNイリーガルの女性。一見するとそうは見えないが、オリジン：レジェンドのレネゲイドビーイングである。
人造人間をベースとしたレネゲイドビーイングなのでオリジン：ヒューマンが妥当に見えるが、レジェンドなのは彼女が「兄」と呼ぶ存在が伝説的なレネゲイドビーイングとなったことが関係している。

容姿

銀色がかった黒髪。毛量が非常に多く、ぼさぼさした髪を強引に結んでいる。目は桃色。
白い布をベルトで留めただけの簡素な服を纏っている。"アリオン"はブレスレットとして身に着けている。

性格

口調はクールで、口数はあまり多くない。不愛想だが無感情ではない。
細かいことはあまり気にせず、適当。"アリオン"に対しても振り回して苦言を呈されることがある。

戦闘

戦闘時は背中から結晶化した翼を発生させ、そこから真っ黒な重力波を纏った風を発生させる。

経歴

大本はとある研究所で生体部品として製造された人造人間。実験に不備が発生したときのための予備パーツだった。
しかし彼女の出番が来る前に研究所が事故で壊滅したため出番がなく、事故の余波で左半身が焼け爛れながら放置されていた。
それから数年後に面影島事件が発生し、それによるレネゲイドビーイングの大量発生の中目を覚ました。
自分が何者であるかもわからず、目的もなく放浪していたが、別の研究所跡で発見した"アリオン"からUGNの存在を教えられ接触した。
そこで自分の出自について把握し、また同時に自分の「兄」とも呼べる存在について知った。
兄は面影島事件以前に偶発的に覚醒したレネゲイドビーイングであり、みずからの生きた証を遺そうと世界規模のレネゲイド災害を引き起こそうとしでいた。
その野望は阻まれ、兄はすでに消滅している。
……おそらくは、クロン自身がオリジン：レジェンドのレネゲイドビーイングとして覚醒し、兄のような寿命の問題も抱えていないのは、この兄……"銀目の鴉"と呼ばれた存在が世界中のオーヴァードに与えた衝撃が伝説となり、それを中核として覚醒したからだ。
その話を聞いた時から、彼女はUGNに協力しあらゆる戦場に助力するようになった。
会ったこともないが、兄から与えられた命……その意味を知るため。
そして、兄の抱えた哀しみには共感するものの、行おうとした計画にはその犠牲の多さから肯定しがたかったため、それを止めてくれたUGNへの恩返しを目的としている。
そうしていくつもの戦場を渡り歩くうち、"マスターレギオン"と戦闘するようになる。
広範囲を薙ぎ払うことに長けた攻撃特性を持つ彼女は従者使いの彼と相性がよく、一度撃退して以来彼絡みの事件に頻繁に呼ばれるようになり、宿敵とみなすようになっていく。

余談

AC6に脳を焼かれた結果+設定面を詰めていった結果、何故か2nd時代の「リプレイ・アライブ」と強い関係を持つPCが発生しました。なんで？
まあRPではほぼ影響がないと思います。死んだ兄貴がいるんだなあ程度の言及しかしないつもりなので。
ついでに言うと、テレーズさんについても面識はなく一方的に尊敬しているだけです。

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