容姿・経歴・その他メモ

白髪の色白い透き通った肌、中性的な顔立ちは異様に幼く見える。彼は12歳であるがその纏う知的な雰囲気は彼の年齢を覆い隠すヴェールのように機能する。

不可思議な見た目のとおりなのか彼は飄々としておりまるで霧のようなぼんやりとした男だ。
彼と会話をすれば君を見ているのか見ていないのかわからないような目で君を見つけ話した結果はもやがかかったように思い出すことが出来ない。

一言でいえば神秘的な美少年なのだ。

履歴

ツイン・カノーナ……それは二つの大砲を意味する言葉。（だった）
大型バイク化に搭載された二つの重機関砲は350ｍ先の敵に標準を合わせて攻撃を行う。

狒々路　涙はUGNウェポンメイカーとして作られた勇逸無二の成功作品である。彼の作るものは頭一つとびぬけておりオーヴァード殺戮兵器はHF効果的に疲弊させていった。
彼自身、それで満足していた部分があった。案の時の光景を見るまでは。

『逃げ惑う親子のオーヴァード、腕に抱えられた赤子はジャームと化しており超人的な移動速度をもってしても彼の兵器から逃れることはできなかった。』

『命乞いをする親を目の前で殺し、赤子さえも容赦なく処分された。』

『メンテナンス中に彼が見た兵器のログだった。』

彼は初めて自身の行いに気が付き苦しみ兵器を作ることをやめ自身の力としてだけ使うようになった。

UGNの支援を打ち切った彼は金銭的援助を失い必要最低限の資金でツイン・カノーナを作り上げた
原動機付自転車を改造しトリガーをアクセルと共通化することにより複数の武装を同時に発射できる機構を編み出した。

【武装原付・ツインカノーナ】
最高傑作とは言えないか細い見た目の彼の作品はこれから自分で歩んでゆく決意が滲んでいた。

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