容姿・経歴・その他メモ

元UGN研究機関『アールラボ』の研究者であり、その後UGNチルドレンの教官としてその指導力を発揮していた男。
当時の生徒からも非常に丁寧かつ研究員だった頃の経験を活かした的確な指導が非常に高い評価を受けていた。
しかし、10年前に起きたチルドレン内でのジャーム化事件をきっかけに教官を退任。その後はB市で数年ほど支部長を務め、現在は異動先のA市支部長として管理を任されている。
非常に落ち着いた物腰で紳士的。誰に対しても敬語で接し、博愛主義者で教官時代も『良き部分を伸ばし、悪癖も長所とできるよう導いていく』と評されるほどの高い指導力を持っていたという。
彼はレネゲイドについて高い興味と好奇心を持ち、『オーヴァードもそうでない者も等しく平和に過ごせる未来』を目指すためにその人生を全うすることを心に誓っている。

実は、担当していたUGNチルドレンの施設はレネゲイドウィルスに対する研究を行っており、その中でも非人道的な実験も数多く手がけているとされる部門である。その為教え子の中にはその実験で命を落としたり、あるいは意図的なジャーム化及びそれすらも生ぬるい『何か』になってしまったとさえされる事態も少なくなかったという。10年前、彼の教え子の一人が強大な力を持ったジャームへと変貌し彼自身が対処、最終的に死亡とされたがまだ完全には死んでおらず、それどころか『死ねない』身体に変化していたということが判明。また一度はジャーム化したものの正気を取り戻しており、非常に稀なケースとして確認されているが周期的に暴走するという点、何をやっても殺すことが出来ない生命力を持ってしまった点、なにより死ねないが痛覚などは残っており、自我も暴走時は希薄だが『自分が自分で無くなる感覚』だけは残っているということで死ねるようになりたいと嘆願。UGN本部には死亡したと表向きには伝えられているが、彼の自室地下に監禁されており今も殺すための方法を研究するために囚われている

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