容姿・経歴・その他メモ

　長い茶髪とボロいコートが特徴的なオーヴァード。元裏社会所属でもある。日中は惣菜屋の店主で深夜はボディーガード。二つ名の由来は捨て子であり、拾った者に忠義を尽くしていると知った仲間が付けた。本人は気に入っていない。
　前述のように捨て子である。和平を拾った名護 三咲曰く、「河原の下で赤ちゃんの泣き声がしてたの。なんだろうと思って覗いてみたら、本当に赤ちゃんが捨てられていてビックリしたわぁ。」だそうな。
　15歳の時、自分が名護 三咲の子供ではなく捨て子であると知った際、お世話になる事の申し訳なさから家出。裏社会でボディーガードとして生きるようになる。自身がオーヴァードだと知ったのもこの時。
　初任務。テレーズ・ブルムの護衛をする。和平自身まだ幼いものの、力と才能があったのか任務は無事成功。その時の和平はテレーズが何者なのか知ることはなかった。
　3年後。再びテレーズの護衛をする。FHに狙われていたため、任務は失敗に終わるかと思われたが自らの身を挺して護衛を成功させる。この任務後、ボロボロになって倒れていた所を再び名護 三咲によって保護される。和平は彼女に自分がオーヴァードであることを打ち明け、1度でも裏社会に関わってしまった彼女を守るため裏社会から抜け出す。
　それからは名護 三咲が営業していた惣菜屋の店主となった。裏社会の仕事からは足を洗い、真っ当な人生を生きていた。「あの時のお礼を…」とか言って現れたテレーズは偶に来ては和平が作ったお惣菜を買っていく。商店街の人々から信頼も得た。まさに平凡な日常だった。

護聖院 神奈が現れるまでは…。

突如として和平の下を訪れた彼女は閉ざされていたはずの裏社会への扉を開き、日常を破壊した。
　神奈は護衛の為、常に店の裏側に置いておく必要がある。それはつまり、いつでも日常が破壊される可能性を抱えるという事だった。いつ爆発するかわからない爆弾を抱えたまま、和平は今日を生きる。
　余談だが、三咲の見た目は何故かこの20年間ほとんど変わりがない。
　ついでに話すと、和平の作る惣菜はメチャクチャ美味い。
　

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