容姿・経歴・その他メモ

黒髪ロングの美少女
小学4年生の頃、ジャームに襲われ、成神に助けられ、同時にオーヴァードに目覚める。
二人で無事オーヴァードを討伐し、以後ともにUGNチルドレンとして共に任務をこなすこととなる。


普通の家庭に生まれ、平凡な人生を歩んできた。あの日までは・・・
小学四年生の冬、雪の降る帰り道化け物に襲われた。即座に死を理解した。
ここで私の人生は終わるのだと、体が硬直し、来たる死を待つことしかできなかった。
その時、一人の少年が間に割って入る。鮮血が飛び散り、血の雨が降り注ぐ。目の前の少年は私を庇って死んだのだ。
そう思った時、自分の中で不思議な感覚が湧いてきた。目の前で起こったことへの感情とは別の、全身の筋繊維が疼くような、力の湧き上がる感覚。
この瞬間、オーヴァードに目覚めたのだ。
理解の追い付かないごちゃ混ぜの感情と、何なのかわからない感覚に対する困惑の整理ができないうちに、目の前の死んだはずの少年は、振り向いて目を見開き、何かを理解したかのように「ごめん」と零した。
そうしてる間にも、化け物は次の行動に移ろうとしている。
少年も対応に追われ戦闘し始める。が、明らかに劣勢である。
今起こったこと、目の前で今も起きていること、何も分からなかった。
でも、確かなことがあった。もう、目の前で人を死なせたくない、そして今、少年はピンチである。
硬直していた体は、自然と動きだした。
その体は、今までとは一線を画す身体能力を有していた。
そこからはもう、無我夢中で覚えていない。確かなのは、無事化け物は死に、少年を助けることができたということだ。

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