容姿・経歴・その他メモ

中肉中背で地味な顔、どこにでもいる男子高校生、に見える。
温厚で押しに弱く卑屈。「俺これしかできないから」が口癖。

どこにでもある一般家庭の第一子だったが、生まれたのはかわいらしい男児などではなく、緋色の肌をし、全身を黒い毛に覆われた「猿の子供」とでも形容すべき生き物だった。
その異常さに両親を含めた親族は引き取りを拒絶、病院内に潜伏していたUGNエージェントによって引き取られ、以降UGNチルドレンとして育てられる。
物心つくまでオーヴァードの力を制御できず幾度も脱走未遂や暴力沙汰を繰り返していたが、❝リヴァイアサン❞霧谷雄吾の尽力もあって現在は日常生活に問題のない範囲まで制御できている。このことから霧谷雄吾を兄のように慕い、UGNに恩返しがしたいと思っている。

生まれながらにピュアのキュマイラとして覚醒しており、完全獣化時は巨躯の猿の化け物となって爪を振るう。
コードネーム❝緋に嗤うもの❞はまるで笑っているかのように裂けた唇と顔中に返り血を浴びた姿から、猿の妖怪「狒々」になぞらえてつけられたもの。
本人は理性を失いそのうちに誰かを傷付けること、自分の本能は殺戮を望んでいることを認めるのを恐れているが、そうやって戦う以外に自分の存在意義はないとも思っている。

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