UGN神輿島支部所属のUGNチルドレン。UGNに発見されるまでは野生児だった。
真紅の瞳、黒髪のボブカット、気だるげな表情と口調が特徴。
「ぼく」という一人称も相まって、どことなく中性的な印象を受ける。

性格はマイペース。そして大食いかつ悪食。常に何かを食べながら生活している。
また、世間知らずが多いチルドレンの中でも突出した世間知らず。最低限の教育と娯楽作品で得た知識しかない。
島の中ですらそうなのだから、島の外の知識は皆無に等しい。
好奇心はそれなりに高く、「自分の知らないもの」を知ることにはとても意欲的。特に味とか。

高い戦闘能力・生存能力を持つが、基本平和な神輿島支部で戦闘任務は多くないためあまり活かされない。
普段は上司のキャシーから社会勉強と称して提供される娯楽を楽しんでいる。
たまに野生の思考が見え隠れする。蒐集癖アリ。

時に腕や足を触手とし、時に身体から無数の触手を生やし、自在に操る。
一本一本がしなやかで頑丈な触手は攻防一体の武器として使用可能。
単純に作業できる手が無数にあるだけでも便利で、高い汎用性を持つ。

その本領は触手で掴んだものを「食べる」ことで発揮される。
食べた物品は彼女の血肉となり、その特徴を触手に再現できるようになる。
武器を食べれば触手はより鋭くなり、レーダーを食べれば知覚能力が向上する…といった具合。
生物は情報が複雑であるため再現はできないが、情報を読み取ることは可能。

本人は覚えていないが、生まれはある小さなレネゲイド犯罪とは無縁の漁村。
先天的なオーヴァードだったその赤子は、異常な治癒能力や無尽蔵の食欲、果ては未知の触手などにより“怪物”とされ、物心つく前に海へと捨てられた。

しかしその後、赤子はなんと海の環境に適応した。
触手を纏って幼い体を水圧から守りつつ、超人的な基礎代謝により病気や寄生虫、毒などもたちどころに克服し、その代謝を支えるための膨大なカロリーを摂取するために周辺の生物を根こそぎ狩る。
そういう生き物として、長い時を過ごした。

神輿島近海まで流れ着いた彼女は、「漁船を襲った触手のバケモノ」の目撃情報を受けた現地のUGN支部によって発見される。
奇跡的にジャームではなかったのでそのまま保護され、人間として過ごせるように言語や常識などを教育された。
その甲斐あって現在では人間社会に適応し、人らしい生活を送っている。
「小波 海月」の名は、触手がクラゲっぽいことから支部員に名付けられた。

神輿島の外のことを知らないのにPC①と面識がない理由を考えてたらすごいことになった。
イビルジョーが海にいたらきっとこんな感じ。

自分のロイスにも余裕があるわけではないので、カバーリングは計画的に。
調達予定のアイテムは忘れずに買う。

買う（買いたい）もの
☆パイルバンカー…必須。回数制限が心配なら二個買えばええんやで。
☆アームドスーツ…準必須。味方の分も要るかは見て判断。
・セーフハウス…余裕があれば。使い捨て（？）

EA
《異形の刻印》LvMAX…最大HP+30。
《命のカーテン》…遠隔カバー。
《異形の守り》…重圧対策。
《餓鬼魂の遣い》…実質攻撃力+9。
「メモリー」…二倍振りまでなら全ガードエフェクトと比較して最も効率がいいぶっ壊れ。
IA
「デモンズシード」…指定は《フルパワーアタック》。
「バトルガーディアン」…シンプルに優秀な武器。
「悪食の好物」…名前のアドが強い。回復量はそれなり。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21641049

あーあ。
「実は失恋の味も知りたかった」とか「ぼくのことは気にしないで」とか、ユウセイを傷つけないための言葉をたくさん用意してたんだけどな。
いざフラれちゃうと、全然言葉が出なかった。涙を堪えきれなくて、その場から逃げちゃった。
ユウセイ、辛かっただろうな。ごめんね。

おめでとう、ヒマワリ。悔しいのは本当だけど、心からお祝いできるのも本当だよ。
ユウセイのこと、隣で支えてあげて。ユウセイにとって、安心できる日常になってあげて。
…わざわざぼくが言うまでもないだろうけど…それは、非日常に住むぼくにはできないことだから。

…でも、良かった。ユウセイから貰ったいろんな思い出(たからもの)は、まだ大切に思えてる。
ぼくにとってユウセイが特別なのは、今でも変わらないままなんだ。
たった一人の『特別』は、譲っちゃったけど…。
こんどは恋愛とかじゃない、他の形の特別に、なれたらいいな。

だから――この初恋は、ここまでなんだ。