幼い頃、ひきつけ癖持ちの妹が生まれたことから父親が一方的に家を出ていき、母子家庭となった。
家事、仕事、妹の世話を1手で担わなければいけなくなった母親は雅彰に構う日まもなく、逆に家事や妹の世話を押し付けるようになる。
特に小学生のころの郁美はひきつけの度合いと行動がひどく、大声で『うるさい！うるさい！！！』と叫びながら市街を逃げ回るレベルだった。この事件は何回か起き、近隣住民からは距離を置かれていた。

自身の成長を見てくれない、愛情を注いでくれない母親に次第に憎悪を溜めて行き、ついに小学4年の時に爆発する。
それ以降、家事や妹の世話を一切放棄し、不良グループの仲間入りとなった。
補導された内最初の何回かは母親が仕事を無理やり切り上げ署に迎えに来ることもあったが、ここでも愛情が注がれることはなく、面と向かって『あんたなんか生むんじゃなかった！』と叫ばれる始末。
この頃から警察官であった『鮫島 公平』とは面識があり、全てではないが一部の事情を知っている鮫島からは『真っ当に生きろ』と言われている。ある意味感情で言う有為に近い感情が向けられるが、本人は隔意として受け取っている。

中学2年の頃、不良グループによるいじめが行き過ぎ、構成メンバーの一部が逮捕される事案があった。雅彰自身は直接の関わりこそ無いが、持ち前の喧嘩強さで同グループのリーダーにいたことから、街の人間がその行き過ぎた行動を不快に思った。そして、近隣に住む同級生に『あんたが何を考えてるのかは知らないけど、そんなことしても誰もあなたのことを嫌うだけ！もう私達に近づかないで！』と拒絶される。
雅彰はこの言葉で、もう何をしても親からの愛情は期待できないことを自覚してしまい、その場では立ち尽くして涙を流すことしか出来なかった。

その後、彼は不良行為から足を洗い(というか強制的に関係性を絶ち)、無気力で希死観念のある灰色の無口な１学生(いちがくせい)となった。
高校へは市内では偏差値の低い方の高校へ進学。教室の隅で窓を眺める成績下の上程度の生徒として今も生活している。

(覚醒後情報)最初はUGNを拒絶する姿勢を取る。
「どうせお前らの組織はウィルスに感染した人間を兵器のように扱いたいだけだろ。俺は超能力とかどうでもいいんだよ、お前らには加担しない。」

『レネゲイドに関わりたくない』為UGNとFH双方に不審感を持つ。何事もなければ最初のミドルまでは非協力的であろう。

漫画エンジェルネコオカ様の『サイレント・ライオット』シリーズの主人公をごくごく部分的に参考にしています。
作品からは元ヤンの陰キャ高校生という設定だけを引用しています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDZGuoo5oaHIuoIkCSYPEydlIcSWn9sIA

また、文章中ではかなりぼかしていますがいわゆるヤングケアラー・きょうだい児/者要素を入れています。
PLはヤングケアラーには該当しませんので、当事者の方の書き込み等を参考にしてフレーバーを作成しています。

キャンペーンシナリオ - 基本シナリオ集

1話『Crumble Days』-基本1
2話『World End Juvenile』-基本2、シナリオ1
3話『Truth or Fiction』-基本2、シナリオ2

セッションスタイル：ボイスセッション
使用ツール　　　　：Discord＋新ココフォリア

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募集人数　　　：3～5人
セッション日時：1/8(土)、15(土)、22(土) 13:00~18:00
GM環境　　 　：基本1、2、上級、EA、LM
許可サプリ　　：全サプリ
初期経験点　　：基本130＋追加15＋EE(orRP用)6＝合計151点

注意：
・継続なので、つじつまが合うよう若干ハンドアウトを変更しています
・上級を取り入れていることや後半は高経験点となることから、エネミーデータは改変有です
・PCがジャーム化(ロスト)した場合、以降のシナリオにエネミーとして組み込まれGMがRPすることがあります(拒否可能)
・ロストした場合、PLは卓の中で最も経験点の低いPCに合わせて新しくキャラクターシートを作成し、次のシナリオに臨みます
・前話登場NPCが次シナリオに登場したりしなかったりします

PC①
カヴァー/ワークス：高校生/指定なし
シナリオロイス：綾瀬真花
推奨感情：P慕情/N不安

キミはごく普通の高校生だった。
すこし気になるクラスメイト、綾瀬真花と同じバスに乗り、ちょっといいことがあったと喜ぶような。
しかし、その日を境に変わってしまった。
バスが横転して爆発炎上したとき、キミは得体の知れぬ怪物となって彼(彼女)を助けていた。