容姿・経歴・その他メモ

【プロフィール】
身長/体重：190㎝/88㎏
一人称：わし、俺（能力使用時）
二人称：お前さん、〇〇さん、てめぇ（能力使用時）
好きなもの：かつての仲間たちとの思い出、夢、母親
嫌いなもの：道理のなってない行為、諦めること


【設定】
何故か高校に通ってる老人。
本人曰く、「失った青春を取り戻したい」とのこと。
本来なら土台無理な話であるが、実家が裕福であり莫大な量の金を支払うことで特例として入学している。
学校では模範的な生徒として授業を受け、煙草、酒、ギャンブルなどは一切やっていない。
荒事とは無縁の学園生活を送っている。
憧れの偉人はアレクサンドロス大王。

その正体は今から60年前ほどに世間を騒がせた暴走族『魔袈怒爾亜（ﾏｹﾄﾞﾆｱ）』の総長。
活動期間はたったの2年だが、関東最強と言われるほどの実力を持っていた。
警察を挑発するかのように高速道路を爆走（ぶっちぎ）り、それでもスリルが足りないと感じれば極道に喧嘩を売って峠を爆走するなどその悪行は三桁にも及ぶ。
その魔袈怒爾亜の初代総長にして最後の総長がこの男である。
関東の暴走族を統一し、関東で幅を利かせていた極道組織『鬼灯組』との一騎打ちに勝利した後、厳信は失ってきた数々のものに気が付く。
夢の途中で亡くなった仲間たち、ボロボロになった街並み……しかし、何よりも彼を夢から覚まさせたのは唯一尊敬する母親の涙であった。これが彼にとって一度目の転機である。
その後、一ヵ月も立たずして魔袈怒爾亜は解散。それから数十年が経ち、今では僅かな人物の間で噂される程度の存在となった。

それからは母親のために一生懸命働いた。
警備会社に勤め、母親と過ごす時間も多くなった。
二度目の転機が訪れたのは75歳の時、尊敬する母親が老衰で亡くなった。
穏やかな顔で逝った母親を看取った厳信は遺品整理を行うことになり、そこで母親の手紙を見つける。

「あの時夢を諦めさせてごめんなさい。分かっていても貴方と一緒に過ごしたかった。でも、この手紙を読んでいるということはもう貴方を縛るものは何もないということ。どうか死ぬまで夢を追い続けなさい。それが母からの願いよ」

齢75歳、厳信は人生で第二の夢を追い始める。
それは「失った青春を取り戻すこと」。かつての仲間たちと過ごしたあの輝かしい日々をもう一度夢見たのだ。
入学手続きには当然の如く困難を極め、説得するまでに3年の月日を要した。
それでも彼は諦めず、高校生として夢を追い続けるのである。

シンドロームはブラム＝ストーカーとハヌマーン。
能力に目覚めたときから彼にとっての全盛期、すなわち高校時代の姿へと若返る。
戦闘では血液を用いてかつての相棒（ハーレーダビットソンの改造単車）と特攻服を創造し、自身の肉体（血液）の強化を行い高速での攻撃を行う。
また、若返った場合は性格も全盛期に戻るため口調が荒くなる。
しかし、本質的な彼の性格である人の良さは健在である。
コードネームの由来は「難題を一刀両断に解くが如く」というメタファーである『ゴルディアスの結び目』から。

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