登録名：十河 千鶴《そごう ちづる》
コードネーム：幻想還り《リブルーカ》
性別：女
出身：日本
誕生日：8/25
身長：164cm
体重：52kg
血液型：不明
所属：UGN日本支部
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ブラム＝ストーカー
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：幻想の時代の吸血鬼の末裔。その先祖返り

立ち絵メーカー：かわいい煮物
立ち絵メーカーURL：https://picrew.me/image_maker/1403004

・戦闘適性：B+
・継戦能力：A-
・命令順守：A
・陣頭指揮：C
・社会適性：C
・RC技術：B
・衝動耐性：B+
・特異能力：A

頻繁に他の支部へ派遣されるため日本支部の元での活動は少ないが、書類上はUGN日本支部に所属するUGNチルドレン
アルビノの性質を持つピュアブリードのブラム＝ストーカーシンドロームの発症者である
自身の血液を大量に使用した戦闘を行うが、後述する事情によって強靭な生命力を備えている

遥か祖先に《吸血鬼》を持つとされる十河家の直系にして最後の純血種
近年ではその血もかなり薄まり、ブラム＝ストーカー交じりのトライブリードを排出する一族となっていたが、数百年振りに純血の吸血鬼が生まれた
だが、彼女がアルビノであったため、忌み嫌われ、しかして掟に乗っ取りピュアブラム＝ストーカーとして丁重に育てられた
そして、齢が2桁に達した日にUGNに引き渡された

先祖返りとして吸血鬼の性質を強く有する彼女は、その力に肉体が耐えられず虚弱体質であった
UGNに所属を移した直後は弱った肉体をケアし、その性質を中和する事に注力。様々な処置によって力と肉体のバランスを調和させる事に成功した
常人ならば死亡してもおかしくない、《人体実験》とすら取られかねない処置ではあるが、そうでもしなければ幻想の薄れた現代では真祖たる吸血鬼の力を受け止めることが出来なかったのだ

吸血鬼。
多く書物に名を残すその怪性は、かつては多く存在した。
超常の力を持つ只人。
人々の恐れを核に生まれ落ちた写鏡。
そして、幻想に生きる概念たる存在。

人に在らず、人に依らぬ真なる吸血鬼を彼らは真祖と呼んだ。

その真祖が直系は今や濁りその純正は失われた。
かつては一族全てが真祖には劣れど吸血鬼であり、時を経て薄れた力はレネゲイドウイルスを取り込みピュアブラム＝ストーカーとして存在を保った。
そして、世代を重ね、ピュアはクロスに、クロスはトライに、トライはオプショナルにと、真祖の血は薄れて行った。
もはや現代では、家系図を遡れば幻想に行き着くだけのブラム＝ストーカーを含めたトライブリードを排出するオーヴァードの一族に過ぎない。

そんな中、数百年ぶりに生まれたピュアブリードのブラム＝ストーカーは、白い髪と白い肌、血のような瞳を持つ忌み子だった。
それは、現代では解明されたアルビノに過ぎない。
だが、幻想を祖に持ち超常を信ずる十河家にとって、アルビノとは即ち呪われた子、忌み子でしか無かった。
しかし、同じく己が家系に誇りを持つが故に古くから残る『純血の吸血鬼は宝であり、害する事能わず』という掟に従い、忌み子として殺されること無く、害されること無く、ただ、愛されず育てられた。
幼くして優秀な能力を示した彼女はその有能さ故に幼少よりUGNと十河家の契約に従い、半ば追い出されるようにUGNに派遣。
現在では、UGNでチルドレンとして活動している。

十河千鶴は、今や廃れた幻想の真祖の家系、その直系の血を継ぐ先祖返り。最後の吸血鬼である。
しかして《D：吸血鬼》たりえぬのは、人の信ずる吸血鬼と十河が祖とする吸血鬼の性質が乖離しているからこそ。

一人称：ボク
コードネーム由来：リ：Re、ブルーカ：ポルトガルにおける古代の吸血鬼