容姿・経歴・その他メモ

髪

緋色

瞳

藤色

肌

【人物】
抵抗組織「アトランティス」にて幼いながらも戦闘員として暮らしている、気分屋で苛烈な少女。
燃えるような赤い髪と額に生えた角が特徴。

年相応、と言うにしてはやや幼さが目立ち、後述の生い立ちにより世間一般の常識や良識に欠ける。
感情の起伏が激しく、些細なことで笑い、些細なことで怒る。
癇癪を起すと手が付けられなくなる...かと思いきやそんなことはなく、彼女が理解できるレベルできちんと理解させてあげれば割とすぐに機嫌が直る模様。

理屈っぽい話が苦手であり、特に研究者──彼女の言葉で言うならば「白衣のヤツ」──には敵愾心を隠そうともしない。
特に自身がユリカモメに捕らえられ、人体実験を繰り返される原因となった一色寵子のことは恨んでいるようだが、一方で彼女が培養液の外側から自身に向けていた表情と言葉が忘れられず、複雑な感情を抱いている様子。


【経歴】

FHにおいて、複数の遺産のレプリカを人体と同化させ、それらの力を掛け合わせることで本来の遺産をも凌ぐ程の戦闘力を得ようとした、【プロジェクト・ラグナロク】において製造された"人間兵器"。正式名称は『人型殲滅兵器試作品型零号機 "REV-000"』。
用いられた遺産により彼女は通常のオーヴァードを遥かに凌駕する火力を得た。それはFHチルドレンとして彼女に膨大な戦闘力を与えただけに留まらず、プロジェクト・ラグナロクを計画した者達にすら制御できないものであった。
ある日彼女が力を暴走させセルは壊滅、居場所を失った彼女は各方面から身柄を狙われることとなる。

尚、本来ならば血統ではない肉体に強引に遺産を適応させるべく心臓に特殊な加工が施されており、遺産の力を抜きにしても異常な肉体の強度を有している。

UGNに身柄を確保され、『ユリカモメ』で繰り返された人体実験の結果、遺産の力を失っている。心臓のみ「そういったもの」として生来デザインされていたため失われてはいないが、現在の出力は本来のものよりも数段落ちている(それでも数多のオーヴァードを軽々と一蹴できるほどのものではあるが)。

FHチルドレン時代のコードネームは"星焦がす黄昏"[エストゥア・スルトル]。
現在のコードネームはユリカモメから脱走した後にUGNが識別コードとして名付けたものであるが、本人はいたく不満なようで"墜ちた不死鳥"の名で呼ばれると機嫌が悪くなる。


【シンドローム】
キュマイラとサラマンダーのクロスブリード。
全身に超高温の焔を纏い、キュマイラの身体能力で正面から突っ込んで薙ぎ倒す、というあまりにも直線的なスタイル。
戦術という戦術とも呼べないような戦い方であるが、侮るなかれ。改造によって生み出された強靭な肉体の持つ膂力は、ただそれだけで大抵の敵を鎧袖一触する。
また遺産の名残か、彼女が纏う焔はそれ自体が1つの生き物のように振舞う性質を持っており、敵意ある相手の攻撃を迎撃し、焼き尽くす。

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