ゆるふわへらっとしたお気楽ボーイ。
老若男女分け隔てなくゆるーくチャラく絡んでいくタイプ。
可愛がってくれる年上にはしっぽを振るし、可愛い年下は可愛がる圧倒的犬属性。

必死に隠しにしているが、かなりの激情家で沸点が低め。
感情的になりかかったり、頭に血が上りそうになると、小さく息を吸って左手で太もも側面をとんとんっと叩き息を吐くルーティンがある。
スッと切り替えられそうにないときは、太もも側面ではなく左手で胸をとんとんっと叩くスタイル。
覚醒時の経験もあり、元々はUGNエージェントとしても最低限の任務しかこなさず、必要最低限の能力しか使用しないタイプだった。
現在は、じりじりと内から身を焦がす怒りと破壊衝動を、ノイマンの冷静で理性的な部分で押さえつけて何とかバランスを取りつつ、どうにか有効利用しようと考えている。

幼い頃は父・母・3つ離れた姉・自分の4人家族だった。
DV気質な父親が言葉だけでなく、直接母親と姉に手を上げたところを目撃した際に覚醒・暴走し、父親を殺害。
衝動をコントロールできず自身の能力で火災を起こし、その後UGNに保護される。
姉もその騒動の際にオーヴァードとして覚醒、同じくUGNに保護された。覚醒・暴走した件で色々とあったが、現在の関係はひとまず良好。

また、覚醒時に利き手である左腕が修復不能なまでの火傷を負っており、UGNに保護された際に肩から先が義手になった。

3年前の転落事故の際に、真壁兄妹を発見したオーヴァードの一人。
妹を懸命に守ろうとする姿に羨望と好奇心を抱き、UGNへの所属を勧めた過去がある。
博人くんがUGNに所属してからは、同い年の先輩エージェントとしてたまに先輩風を吹かせつつ、たまに甘え、友人として傍にいた。
今度こそと手を伸ばす博人くんの影響を受け、彼と絡むようになってからはUGNの仕事を真面目に行うようになった経緯がある。

良き友人であり、懐いていた博人くんが必ず生きていると信じており、死亡判定を下した支部長の判断に納得いっていない。
信じることを止めたら本当に戻ってこなくなる気がして、支部長が死亡したと判断しようと、例え雛ちゃんや姫ちゃんが諦めようと、自分だけは絶対に最期の最期まで生きていると信じると決めている。

博人くんが失踪してからは、イージーエフェクト《代謝制御》により今まで以上に感情を抑制しており、一見すると取り乱したりしている様子はない。
いつも通りへらっとゆるーい調子で仕事をこなしているが、内心は何かしていないと動いていないと落ち着かない状態。
忙殺されているくらいじゃないと、周りの何もかもに当たり散らしてしまうような気がして、任務と『人助け』に執心している。
不在のあいつの代わりに、せめて1人で多く救おうと届かない指先を伸ばし続けている。

また、真壁妹'sについては心配しているが、姉妹の喪失を埋められるのは博人くんだけだと考えており、必要以上に干渉しないスタンス。

義手の中指に仕込んだワイヤーウィップを使って、冷静に的確にダメージを与えていくタイプ。
対峙する相手によって遠距離・近距離を使い分けている。
滅多に使用しないが、ウィップに炎を纏わせて戦うこともある。

ヴィブロウィップの性質・使用上、攻撃の動作が平手みたいになると思うんだけど、母や姉を殴っていた父親のそれに似てるのいいよね。