元警察庁警備局警備企画課作業班、通称公安の一員。
裏社会のとある組織に潜入し、必要なその時まで組織の一員として自分を御してきたが、組織解体に伴い警察側に連れ戻された。
しかし組織に長く漬かり過ぎたためか解離性同一性障害に苦しめられており元来の自分を見失いかけている。
島の交番への出向もその摩耗した精神が回復する事を願っての静養的部分があるらしい。
良くも悪くも普通の人間だった故に無理が祟ったのだ。

オーヴァードとして特殊な能力は一切無く単純に鍛えられた肉体を持つ。
彼のHPの高さは死にたくなさ過ぎて致命傷を避ける技術が付いているだけだ。
故に己が死を覚悟せねばいけない状況であればあるほどに全力を持って状況に対処をする。
ここまで資料を纏めて思ったがあまりにも普通の人間の思考でしかない。
この資料の必要性を感じないがあまりにも多い質問である故一応書き記す。　by本項記録者

唯一の特異能力として『認知した瞬間常人の理性を確実に崩壊させる能力』、【Lv.3ワーディング】に至る可能性を内に秘めている。本人に伝えたところ「い、いらねー…」の一言で話は終わった。彼が求めているのは平穏であり歩く災害になりたいわけではないらしい。最も本人の意向と組織の上層部が同じ思考とは限らない故この情報は私の個人的ファイルたるここと彼の記憶のみに留めさせてもらおうと思う。