ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ラス・オルソン - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“怒れる神の御手”ラス・オルソン

プレイヤー:宗雪

年齢
31
性別
星座
牡羊座
身長
184
体重
92
血液型
ワークス
UGN支部長B
カヴァー
吸血鬼狩り
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ノイマン
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
6
財産ポイント
3
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+99
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 様々な災厄に見舞われる中、彼だけが生き残ってきた。
疎まれた子
経験 愛した人間は死んでいった。一人残らず。
禁断の愛
邂逅 ローザ。弟子。
同志
覚醒 侵蝕値 ただ、怒りがあった。この世の理不尽にか、それとも無力な自分にか。
憤怒 17
衝動 侵蝕値 なぜ、ひとりだけ生き残ってしまったのだろうと考えない日はない。
自傷 16
侵蝕率基本値33

能力値

肉体1 感覚3 精神3 社会2
シンドローム0+1 シンドローム0+2 シンドローム3+0 シンドローム1+1
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃6 RC 交渉
回避1 知覚1 意志 調達1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者:謀略の牢獄 BSを受けている間、攻撃の判定達成値と攻撃力に+7、【行動値】+7。
弟子1号 ローザ・ミスティア ガキ 疎外感 RE こどもっぽいガキ/弱みを見せている・守られているようなうしろめたさがある。
弟子2号 ジニア・ローグラン ガキ 猜疑心 WH 大人ぶってるガキ/アルマを擁護する様子が普段のジニアからするとあまりにも異常だ。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:モルフェウス 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値-Lv(下限値7)。
ペネトレイト 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 3
装甲無視。判定D-1個。
零距離射撃 3 メジャーアクション 〈射撃〉 対決 至近 2
攻撃の判定D+Lv個。至近不可でも至近で攻撃できる。
バレットワルツ 5 メジャーアクション 〈射撃〉 対決 武器 3
《零距離射撃》と組み合わせて使用。攻撃力+[Lv×3]。
神機妙算 2 メジャーアクション シンドローム 範囲(選択) 3 80%
対象を範囲(選択)に変更する。1シーンLv回。
勝利の女神 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 4 100%
対象が判定を行なった直後に使用。判定の達成値を+[Lv×3]。1R1回。
ラストアクション 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 5 100%
戦闘不能になった瞬間に使用。メインプロセスを行なう。1シナリオ1回。
写真記憶 1
見たものを忘れたことはない。 あの一度を除いて。
プロファイリング 1
相手の分析は初歩の初歩だ。

コンボ

組み合わせ
《ペネトレイト》+《コンセントレイト:モルフェウス》+《零距離射撃》+《バレットワルツ》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3+3-2
8
6+3+7
1d10+41
100%以上
3+4-2
7
6+3+7
1d10+44

レッドテンペスト使用。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
レッドテンペスト 35 射撃 〈射撃〉 0 22 - 200m 至近不可。メインプロセス終了後HPを1D点失う。
購入予定:小型ロケットランチャー 射撃 〈射撃〉 -2 10 100m 購入達成値13
「対象:範囲」となる。1シナリオ1回。至近不可。レアアイテム。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
サイドリール 15 「種別:射撃」の武器による攻撃の判定の達成値+3、ダメージ+1D。
謀略の牢獄 一般 この世の何処かにある監獄。裏切りや謀略に陥れられた者の夢に現われ真実を囁き報復をそそのかす。
代償:あなたの心はこの監獄に囚われている。奪われたものを取り返し、この檻から抜け出せと心が叫ぶ。判定D-1個。
ウェポンケース 2 ①:レッドテンペスト
②:空
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 情報:UGNの判定D+2個。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 10 169 50 0 229 0/229
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

方向性

少しおしゃべり気味な厳つい隻眼の大男。
一見豪快に見えるが、慎重で疑り深く頭が回る方(ノイマンなので)。
意外とまめで、毎日のお祈りを欠かすことはもちろんなく、何気ないひとことや人の誕生日などを忘れないタイプ。

設定

経歴

出自:住んでいた場所がことごとく災厄に見舞われ、自分ひとりだけ生き残ってきた。そのために厭われ、最終的に三薔薇教会に行きつく。そして、吸血鬼狩りになった。

彼が生まれたのは、燃える異教徒の村だった。
異教徒たちを厭った者の放火か、はたまた事故か、それとももっとほかの理由があったのか、その村が燃えた理由は遺っていない。
ただ事実として、生まれたての赤子ひとりだけが生き残った。

近くの村の教会に引き取られた彼は、孤児として育つ。しかし、その村もほどなくして滅んだ。
吸血鬼によって食い荒らされたのだ。ただひとり、ラス・オルソンを除いて。

行く先々で彼以外のすべてが死に絶えていくことから、やがて人々は彼を「神が人々に怒りを伝えるために遣わした者」「怒れる神の御手そのもの」だと考え始め、彼が地獄を連れてくるのだと恐れた。
真に信心深い者だけが彼の傍で生き残れるのだと怯えた人々は、追いやるように彼を三薔薇教会へ預けた。

それが現在、ラス・オルソンが三薔薇教会に身を置き、吸血鬼狩りをするに至った理由だ。


経験:居場所を繰り返し奪われながらも、そのたびに人に助けられた。もちろん彼らのことを愛し、「怒り」がやってくれば彼らを救おうとした。けれど、誰も救うことはできなかった。

生まれたての赤ん坊を救おうとした住民、そのこどもを拾いあげ親代わりをした人たち、ひとりのところを気に掛けてくれた初恋の少女、生き方を説いてくれた牧師。
皆のことを覚えている。生まれてから今に至るまでの記憶をひと欠片として忘れたことはない(《EE:写真記憶》)。
彼らの命を踏み台にして、今も生きていることを鮮明に覚えている。
彼らの名前だって言える。彼らの安寧をお祈りすることだって簡単だ。

だがこれ以上、誰かの命を犠牲にしてまで生きながらえるつもりはなかった。
誰かを愛すことがなければ、誰かの傍にずっといなければ、誰も「怒り」に巻き込むことなどないはずだった。

けれどきっとそんな覚悟も打ち破られたのだ。……空白の誰かに。
記憶があいまいなあの日以来、「怒り」に遭遇したこともなければ、誰かを死なせることもなかった。
だから、知らなければならない。何かが終わったあの日のことを。
きっとそこに、すべての後悔が眠っている。


10年前の事件:記憶の中で唯一曖昧になっている部分。ローザによると、仲間たちを吸血鬼に殺され、生き残ったのはラスだけらしい。そのラスも片目を失い、療養も兼ねてエルネ村へ左遷された。この事件について強く違和感を覚えており、今も調査を続けているが、結果は芳しくない。


端的に言えば、吸血鬼ウィリディスに遭遇し、ラス・オルソン以外の対応に当たった吸血鬼狩りが皆殺されるという顛末を迎えた出来事。
この事件の最中、ウィリディスに襲われた住民であるジニア・ローグランを助けた。

吸血鬼狩りの仲間たちと共に、ウィリディスを打倒しようと向かったところまでは覚えている。
しかし、ウィリディスの強大な力を前に無様に敗北し、彼の前に倒れ伏した。
おそらくそこで、ウィリディスに何かをされたのだろう。
次に目覚めた時には、その戦いの具体的な内容はおろか……志を共にした吸血鬼狩りの仲間たちの顔も名前も、どんな人間だったのかもわからなくなってしまった。

ローザは、仲間たちは命を落としたのだ、としか言わず、頑なに彼らのことを話そうとはしないどころか、この件からラスのことを遠ざけようとする。
また、ウィリディスとの戦いのなかで片目を潰され、療養を余儀なくされてしまった。
多くの仲間を失い、自身も行動不能になったことで、ラスはエルネ村へと左遷された。

左遷直後、数年は荒れたが、弟子2人の面倒を見るうちにだんだんと大人しくなった……のは表向きだ。
ローザには気づかれないよう、地道に調査を続けていた。最も、結果はあまり芳しくなく、未だに彼らの名前も顔も知らず、彼らの墓前で頭を下げることすらできていない。

ラスの中にひとつ疑念がある。
ローザは10年前はまだ6歳だった。彼女はおそらく、ラスに悪気があって真実を遠ざけているわけではなく、むしろラスを守るためにやっているのだろう。そんなことはわかっている。
だが、だからこそ……悪い想像をしてしまうのだ。
失われた記憶のなかで、ラスは決定的な失敗をしてしまったのではないか?
例えば、吸血鬼狩りの仲間たちを吸血鬼に奪われてしまっていたり、ラスのせいで彼らの足を引っ張ってしまっていたり。
例えば……ラスが彼らを殺していたり。

それとも本当に、ラス自身がおかしくなってしまったのだろうか。
彼らの存在はラスの中にしかなく、世迷言を喚いているだけではないか。
曖昧な記憶がすべてを煙に巻く。
これを解決するためには、10年前、本当は何があったのか、ウィリディスは何をしたのか、知らなければならない。

未だに真実は掴めていない。
真実を掴んだ先に、誰が真に「怒り」を受けるべきなのかわかるはずだ。
その時には……すべきことをしよう。どんな真実が明らかになっても、だ。

信条

考え方:人々を不幸から遠ざけることが第一。また、信仰によってのみ人は救われると考える。

吸血鬼、ひいては人々に不幸を見舞う災厄……神が神を信じぬ人々を地獄に落とす、「神の怒り」を恐れている。
そのため、それをどうにか退けることを信条にしている。手段は選ばず、柔軟に使えるものは使う。

また、素行はそれほどよくないが、信心深いたちで村人が教会に相談しに来るときなどは真摯に対応している。
神を信仰することによって人は救われることができる、というスタンス。

参考:ジョナサン・エドワーズ「怒れる神の御手の中にある罪人」

だいだい何?
神を信じてない人を神は地獄に落とす準備ができているよ!神を信じないことに神は怒ってるよ!
神を信じて迫り来る滅び、神の怒りから逃れなさい!みたいな内容。

ウィキソース「怒れる神の御手の中にある罪人」
ウィキペディア「怒れる神の御手の中にある罪人」


吸血鬼狩りとして:吸血鬼の目撃情報があれば一目散に対応へ向かう。危機を遠ざける最も簡単な方法は、危機を取り除くことであるからだ。

以前から吸血鬼狩りには積極的だったが、10年前の事件以来、一時はやりすぎだと止められるくらいに荒れた。
今は落ち着いているが、情報が入れば即座に動くのは変わっていない。
これは吸血鬼を取り除くことが第一目標ではあるが、吸血鬼側の情報収集も兼ねている。

先陣を切って危機に踏み込むことで、後続の守るべきものたちが傷つく可能性が低くなるならそれでいい。
攻撃が最大の防御を地でいく思考。

能力

超常の力:超人的な再生能力はラスにとっては神に与えられた力。そもそもは人間とほぼ変わりないと自認している。

回心、という考え方がある。
神の御業により、信仰に背いていることを自覚させ、神の存在を示す体験のことだ。
ラスにとって、それは致命傷を負っても再生する身体のことだった。


戦闘スタイル:神への祈りを捧げた銀の弾丸を使用し、神に仇なす敵を至近距離で撃ちぬく。

祈り清めた銀の弾丸(《ペネトレイト》)を用いている。
他はノイマンの能力を使用しているため、特殊な力を使っている自覚はない。


遺産:謀略の牢獄:うんと幼い頃から見る夢。神の啓示だと認識している。

眠る時、決まって何かの手のひらに包まれている夢を見る。
そして耳元でささやくのだ。
なぜ異教徒の村は燃えたのか。
なぜラスを育てた村は吸血鬼に襲われたのか。
なぜ殺された彼女の死が事故で片付けられたのか。
なぜ吸血鬼狩りが出払っているときに教会が襲われたのか。
なぜ……ラスの記憶は曖昧なのか。

それは代わる代わる、知っている声でささやくのだ。
陰謀に、裏切りに、謀略に!
復讐せよ!報復せよ!怒りを与えよ!

Their foot shall slide in due time彼らの足はやがて滑る

RPメモ

PCのRPメモ

一人称:俺
呼び方:お前、名前呼び捨て
口調:粗暴め。お祈り関連のときは口調が丁寧になる。
性格:状況分析をしっかりする。敵相手に優位を保つために余裕ぶった態度を維持する。おしゃべり野郎。

癖:隻眼生活が下手クソなため、たびたび距離感をはかるために手を彷徨わせてる。
  弟子を撫でるときに空中を2回くらいスカる。

好きなもの:弟子との時間、水浴び、礼拝
嫌いなもの:吸血鬼、人の死
苦手なもの:睡眠、寝ている時に見る夢

PCの地雷ポイント(言われたらPCが動揺する部分)
・周りの人間みんな死んでるよね、地獄に落ちろ、など (衝動:自傷が顔を出す)
・弟子たちの危機 (うろたえる)

服装:吸血鬼狩り用に改造している。必要なときは正装をちゃんと着てるよ。

第1話:各PC・NPCへのスタンス

PC①:アルマ・ハインネス

ジニアが拾ってきた吸血鬼。ジニアは普段は吸血鬼に排他的だが、アルマを擁護しているのを疑問に思っている。
最初はアルマが洗脳しているんじゃないかと疑っていたが、さすがに今は一般的な村人と同じように接する。
だが、今もアルマが何かの火種になるのではないかという不信感は捨てておらず、警戒はしている。

PC②:ジニア・ローグラン

弟子2号。10年前の事件の際に拾った。
大人びた様子を見せてはいるが、こっちは彼女の成長を見守ってきた側なので、ガキだなという意識が抜けない。
彼女の過去を清算してダーベルトと隠居したいという思いは(まあちょっと挙動が面白れぇなとは思ってるけど)、真摯に受け止め、彼女の目的が無事に果たされることを願っている。そのために必要な知識や経験は惜しみなく与えているつもり。
それだけにアルマへの態度は不審に思っており、原因を突き止めようとしている。
洗脳?惚れた?まさか、呪いのせいか?の順番でジニアには問い詰め済みな感じにしたいです。

PC④:Eddie Smith Jr.

村の入り口に倒れていた吸血鬼。吸血鬼である自覚がない様子は不審感がある。
しかし、吸血鬼狩りにやられた様子でもないため、吸血鬼側に何か異常事態が起こっている可能性もある。
事態の把握をするためにも、彼は適度に泳がせておこうと考えてる。
わりとフランクに接する予定。

ローザ・ミスティア

弟子1号。
ジニアと比べると子どもっぽいところがあるガキだなと思っている。ガキだが、そもそも吸血鬼狩りの家系の出であるため、同志として頼りにしている。
多分10年前の事件のことで取り乱してるところとか見られているので若干の負い目がある。恥。
彼女が自分を慕っていることもわかっているし、自分も彼女のことを大事にしている。
なんでもくれてやる。それこそ、命だって。

ダーベルト・ローグラン

同僚。
普段は仕事しろよ、みたいな感じで小突いているが、いざという時は同僚として頼りにしている。
ジニアに重めの愛情を注がれてるのにこっそり同情している。頑張れ!ちゃんと一人前にしてお前の元に送り出すから!

ウィリディス

遺恨のある吸血鬼。めちゃくちゃ嫌い。
あの事件以来消息を絶ったが、彼のような吸血鬼の目撃情報がないかずっと追っている。
仲間を殺された恨みももちろんあるが、それ以上に確かめたいことがある。

キアノス

知らねぇ吸血鬼。挙動めっちゃ怪しいな~くらい。

吸血鬼狩りの仲間

大事だったはずの仲間たち。人となりも何もかも、わからない相手。
ずっと調査し続けているが、いまだになにひとつ彼らのてがかりを掴めていない。
だが必ず、彼らの記憶を取り戻さなければならない。取り戻せなくても、彼らのことを知らなければいけないと思っている。
彼らを殺した者に、必ず償わせると誓った。

第2話:各PC・NPCへのスタンス

PC①:アルマ・ハインネス


PC②:ジニア・ローグラン


PC④:Eddie Smith Jr.


ローザ・ミスティア


ダーベルト・ローグラン


ウィリディス


キアノス


吸血鬼狩りの仲間

小ネタ集

本名:ラッセル・オルソン(Russell・Olson)
名前の由来:ラスはラッセルの愛称。または、Wrath(怒り)という意味。

イメソン:いらないもの/キタニタツヤ・なとり

初期コンセプト

距離感がつかめない的な意味で日常生活に支障でてる系隻眼大男。
距離感がつかめなくても至近距離で銃を撃てば敵は死ぬ。

10年前、ウィリディスに敗北した際に片目を奪われた。
以降、日々片目だけでも距離感を掴めるように訓練を重ねているが、両目があった頃の感覚を忘れられずいまだに距離感の取り方が上達しない。


右目を失っている→右目は過去を見る、つまり過去が見えない的な意味

「Caress the Scar」

◆レギュレーション

経験点:130₊50₊EE4点
使用サプリ:全部可

◆トレーラー

なかったことにしたかったものを、厚いガラスの箱にしまった。
その傷に誰も触れないように。
けれど傷は癒えることなく、今も透明な壁の向こうで新しい血を流し続けている。
見よ、表面をなぞった細やかな傷を。
理不尽に積もってゆく過去の暗い穴を。
直視しなければ、償うことはできない。

ダブルクロス the 3rd edition 「Caress the Scar」
いつかその傷跡を愛おしむ時が来るように。

第1話「Griffithflaw」​

◆トレーラー

消えたはずの吸血鬼が、再び姿を現した。
記憶を奪う鬼、殺戮と混乱を楽しむ最悪の化け物。
​過去キミたちの大切なものを奪っていったその魔手が、再びキミたちの前に迫る。
……けれど、きっと大丈夫。物語において化け物の倒し方は決まっている。
真実の愛と絆によって、キミたちは化け物を打ち倒すことができるだろう。
奪われたものを取り戻し、仲間と手を取り合って未来へ進む、幸福なエピローグが待っている。

Caress the Scar 第一話 「Griffithflaw」​
しかし忘れるなかれ、​​その物語は化け物が書いたものであるということを。

◆PC3 :復讐を誓う吸血鬼狩り

ロイス:ローザ 推奨感情:P:慈愛/N:不安
カヴァー/ワークス 吸血鬼狩り/UGN支部長

・左遷された元三薔薇教会本部の吸血鬼狩り
・PC2とローザの師匠
キミは三薔薇教会本部に所属する、実力ある歴戦の吸血鬼狩りだった。
10年前、ウィリディスという名の吸血鬼に敗北し、仲間と名誉を失ったキミは左遷され、
それからはエルネ村という名の小さな村にある三薔薇教会の支部に身を置いている。

ある日、消息を絶っていたはずのウィリディスが現れた。
仲間を殺された憎悪と大切な記憶を奪われた虚無感は、今もキミに残っている。
キミはこれを復讐の好機だと意気込むが、弟子のローザはキミをウィリディスから遠ざけたいようだった。

 忘れていること
・吸血鬼狩りの仲間たちに関する詳細

◆第1話ログ

○手記 … ところどころ走り書きの文字が付け足されている

餞火祭が始まる1週間前、アルマ・ハインネスの前に10年間鳴りを潜めていたウィリディスが姿を現した。
彼はアルマに「餞火祭の前日に迎えに行く。キミの大切なものをすべて殺して」 (伝聞なので正しい言葉は不明瞭) と伝え、その日以降、吸血鬼の活動が活発になった。更に特筆すべき変化は、瀕死の吸血鬼たちが何かを飲み込んで血袋のような怪物に姿を変えながら力を増し復活するようになったことだ。

吸血鬼の変化を確認したその日、村の入り口に吸血鬼であるエディ・スミス Jr.が倒れているのを発見する。ダーベルト宛の手紙を持っていたため、暫定で保護。その後、事情を聞いたところ、ローゲン村 (これまで聞いたことのない名前の村だった。ミスティア一族が存在を隠していたらしい) から逃げてきたのだと言う。

のちにローゲン村の状況を確認したところ、村民は全滅していた。また、ローゲン村では「夜の王」の遺体を封じていたらしく、キアノスを名乗る吸血鬼 (「夜の王」の元側近、村と約定していた) が墓所を守っていた。キアノスが村民を葬ることを引き換えに、一時撤退する。
 ローザが吸血鬼狩りをやめたらどうだと言ってきた。決して、やめるつもりはない。彼らの安寧のためにも。

ウィリディスの攻勢はさらに増していた。翌朝、ダーベルトの元には村の救済を嘆願する者が多く押しかけていたくらいだ。三薔薇教会所属の吸血鬼狩りが各地で必要とされ、エディにも加わってもらい調査と救助に向かった。

 ジニアとエディの相性は非常に悪いようだ。エディには吸血鬼を恐れる心理が理解できず、ジニアは吸血鬼への忌避感から喧嘩腰になっているんだろう。二人とも言葉足らずなところがある。
 アルマは俺に殺せと頼んできた。ジニアに必要とされたのは情だけが理由ではないのに気づいたらしい。人に必要とされているから生きるのだろうか? 一応諭しはしたが、受け止めてもらえているかは怪しい。別に、絶対あいつからの頼みを受け入れないというわけではないが。
 なら、俺はどうなのだろう。なぜ生きる? 与えられたものに疑問を持つな。

救援に向かった村のひとつに、今まさにウィリディスに襲われている村があった。吸血鬼の変化は、ウィリディスが「夜の王」の血 (「夜の王」は血と身体と魂に分けられ封印された) を吸血鬼どもに与え、その強大な力に耐えきれなかった結果らしい。ウィリディスは去り、残った吸血鬼も掃討したが、村は疲弊し傷ついていた。

ダーベルトの提案で、キアノスに「夜の王」の遺体の力を貸し与えてもらえるように交渉をしにいった。結論から言うと、エディが実は「夜の王」の遺体そのもので、キアノスはエディに自身の血を与え、消えた。
エディは「夜の王」の記憶を持っているが、人格自体に変わった様子はない。彼が力を貸してくれるというのなら、活路がみえるだろう。

そして餞火祭前夜、吸血鬼の大群を引き連れ、ついにウィリディスが姿を現した。
だが、好機は訪れた。エディが「夜の王」の力で吸血鬼の大群を追い払い、ウィリディスは孤立無援になったのだ。
エルネ村所属の吸血鬼狩りであるアルマ、ジニア、それにエディを加えた4人でウィリディスを迎え撃ち、撃破。
記憶や呪いは解かれ、真実は我々の元に戻ってきたのだ。(本当に?)


 アルマとジニアが親子だったらしい。そう考えると腑に落ちる部分も多い。様子を少し見たが、まあ当然のようにギクシャクしている様子だった。だがそれも時間が解決してくれるだろう。
本当にこれで終わりか? なら、なぜ俺の記憶は戻らない?
 エディはかなり村に馴染んだ様子だった。餞火祭ではものすごいランタンを作っていたらしいと村人から伝え聞いた。
ローゲン村の件に違和感はあった。だが、もしもそう・・なら、あの日に一体何があった?
 ローランド、アンドルー、クライヴ、リリイ。やっと見えた。やっと取り戻せた。お前たちと語ろう。安寧を祈ろう。どうか、神の導きによって天国で安らかに。
あの夜のことがどうにも思い出せない。
 これで終わりだ。また代わり映えのない田舎の日常が続く。
あの日から夢が一層うるさい。これが神の啓示か? あぁ、神様に言われなくたって分かってる。理性的に考えればわかるさ。裏切り者が誰かなんて。
俺はどうする? どうしたい? 本当は、もう決まっているんじゃないか?

Their foot shall slide in due time.

○ロイス
1, D:遺産継承者/謀略の牢獄
2, S:(RE)ローザ・ミスティア  ○P:ガキ/N:疎外感 こどもっぽいガキ/弱みを見せている・守られているようなうしろめたさがある。
3, (WH)ジニア・ローグラン  ○P:ガキ/N:猜疑心 大人ぶってるガキ/アルマを擁護する様子が普段のジニアからするとあまりにも異常だ。
4, エディ・スミス Jr.  P:親近感/○N:脅威 村滅ぼされ仲間で共感/隠された村で匿われて吸血鬼だからな
5, アルマ・ハインネス  ○P:誠意/N:憤懣 地獄まで見送ってやるよ/俺の話は聞けや!💢
6, ウィリディス  P:執着/○N:憎悪 殺してやる。必ず。
7, ダーベルト・ローグラン  ○P:信頼/N:憐憫 腹くくると強いな/ジニアの愛が重いな……
○経験点

諸々5点
バックトラック1~5点
Eロイス8点
Sロイス5点
ウィリディスを倒した10点
そーせつナイスボーナス12点

○成長履歴

《勝利の女神》Lv5 取得
《バレットワルツ》LV4→5
《神機妙算》Lv1→2

第2話「Freaks in the Past」​

◆トレーラー

物語の教訓はこうだ。
真実の愛と絆は存在する。だけどそれは人間同士、化け物同士の間でだけ。
それを示すように、最初はキミたちを讃えた村の者たちも、次第にその力に恐怖するようになった。
キミたちの蜜月は終わり、化け物の物語は続く。
息の詰まるような薔薇の香りに隠れ、化け物は未だ笑っている。

ダブルクロス the 3rd edition 「Caress the Scar」
第2話「Freaks in the Past」
厚いガラスの箱が割れ、中に隠していたものが溢れる。

◆PC3 :復讐を誓う吸血鬼狩り

ロイス:ローザ 推奨感情:P:庇護/N:猜疑心
カヴァー/ワークス 吸血鬼狩り/UGNエージェント

キミは仲間との記憶を思い出した。だが、ウィリディスと戦った時の記憶は未だに曖昧なままだ。
ダーベルトが言うには、別の要因が絡んでいるのではないかということだった。
その理由は定かではないが、三薔薇教会本部の書庫には吸血鬼に対する研究資料が数多くまとめられているという。PC1、PC4の護送のついでに、キミは吸血鬼の資料を探すことにした。

◆第2話ログ

○手記 … 文字に乱れが多い。

:
:
ダーベルトと食堂で会う。主に村の近況について意見を交換した。
ウィリディスの一件を境に、村では吸血鬼に対する風当たりが強くなっている。 (吸血鬼狩りも。)
村人が怯えるのも理解できるが、いささか急すぎるような印象もある。村内部で村人たちを扇動している内通者がいる可能性もあるだろう。
そこで、ダーベルトが吸血鬼であるアルマとエディを連れて本部へ異動してはどうかと提案してきた。村に居続けるよりかは幾分かマシかもしれない。

本部へはアルマ、ジニア、エディ、ローザを連れていった。個別に面談が行なわれるらしい。 (俺は短時間で終わった)
他の3人の面談が終わるまで、ローザと連れ立ってミスティアの書庫に入れてもらった。


すべて思い出した
なぜまだ生きている?
俺が殺したんじゃないか


ヴリコラカスの襲撃が起きた。ローザはいつの間にかいなくなっていた。
アルマ、エディ、ダーベルト、キアノス、ペンダントのジニアと合流。これまで行動を共にしていたジニアはローザの手引きでウィリディスが成り代わっていたらしい。
ペンダントにはミスティアの祖先であるガリカの魂が門番として封じられていた。夜の王の魂もそこにあるという。
場所を移そうとしたところでローザが、
何を間違った。

ミスティアの隠し部屋へ移動する。ローザの手当てを行った。(ウィリディスに見放されたのだ)
ミスティアとウィリディスのルーツは同じだったらしい。彼らは愛する者にしか致命傷を与えられないという特性を持つ。
クソッ、完全にミスティアが吸血鬼とズブズブの関係じゃねぇか。三薔薇教会ってのはただのお飾りだ。俺たちは何のために吸血鬼狩りに身を捧げて、教会に尽くしてきた?あいつらは何のために命を散らしたんだ。
最初に死ぬべきは、奴らじゃねぇか。

ローザから聞いた話によると、ウィリディスはアルマから受けた傷が治らず、力を失い続けているのだという。
遺棄されたジニアの死体を見つけた。だがミスティアの邪魔が入る。アルバとかいう三薔薇教会のトップだ。真っ先に消すべき相手だ。
アルバを退けるが、最後の最後にジニアが封じられていたペンダントが破壊される。ガリカによるとアルマがジニアを吸血鬼化させれば生き返らせることができるという。
アルマが吸血鬼化を渋り、ジニアが吸血鬼化を拒むという状況に陥って一時はどうなるかと思ったが、ジニアの吸血鬼化がなされ、無事にジニアは生き返った。本当に良かった。こんなところで死んでいいわけない。
たとえ人でなくたっていい、生きてくれてよかった。本当に。

ウィリディスは三薔薇教会の地下深くにある礼拝堂にいた。
なんとか撃破。アルマがとどめをさすことで、ウィリディスは灰になった。
終わったのだ。何百年の亡霊は死んだ。
多くの仲間たちの仇も取った。『夜の王』も復活し、吸血鬼の活動はこれからさらに大人しくなるだろう。
終わったのだ。終わった……

三薔薇教会は解体された。
ダーベルトは残った人々をまとめてよりよい共同体をつくるだろう。

思い出した記憶を書き残す。
俺は仲間を……リリィを撃った。彼女はウィリディスとの戦いで我を忘れた。悪魔に憑りつかれた。
ローザがそこへ来てしまった。俺はリリィを殺した。そうせざるを得ないと判断したからだ。
本当に殺す必要はあったのだろうか。
罪人はほかでもない俺だった。そんなことは生まれたときから知っていた。なぜまだ俺は地獄へ落ちていない?なぜまだ神の御手の中に引きとどめられているのだ?
あなたはそこまで私に無関心なのだろうか。怒りすら与える必要もないと思われているのだろうか。罰を与えてはくれないのか。
俺は。


続くページはめちゃくちゃに破り捨てられている。

○ロイス
1, D:遺産継承者/謀略の牢獄
2, S:(RE)ローザ・ミスティア  ○P:ガキ/N:疎外感 こどもっぽいガキ/弱みを見せている・守られているようなうしろめたさがある。
3, (WH)ジニア・ローグラン  ○P:ガキ/N:猜疑心 大人ぶってるガキ/アルマを擁護する様子が普段のジニアからするとあまりにも異常だ。
4, エディ・スミス Jr.  P:連帯感/N:脅威 頑張ろうな/吸血鬼ファーストすぎ
5, アルマ・ハインネス  ○P:同情/N:疎外感 本当大変だな/何考えてるかわかんねえ
6, ウィリディス  P:執着/○N:嫌悪 とっとと退場してくれ
7, 三薔薇教会  P:誠意/○N:失望 世話になった/上層部ってのは嫌になるな
○経験点

Eロイス:8点
シナリオの目的ウィリディスを倒した:15点
諸々:5点
ロイス:1~5点
Sロイス:5点

○成長履歴

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 54
1 2024/10/19、28 第1話「Griffithflaw」​ 45 長月さん アルマ・ハインネス(蛸助さん)ジニア・ローグラン(由良留さん)ラス・オルソン(宗雪)Eddie Smith Jr.(佐藤ユウさん)
2 2024/11/7,13,18,20,27 第2話「Freaks in the Past」 33 長月さん アルマ・ハインネス(蛸助さん)ジニア・ローグラン(由良留さん)ラス・オルソン(宗雪)Eddie Smith Jr.(佐藤ユウさん)

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