容姿・経歴・その他メモ

ラ・イラーで代々船大工を務めるアメリア一族の少年。気弱で線が細く、見た目は少女のようでいつもおびえたように過ごす。
両親はフランシスが物心つく前に海還りした。見た目が大柄なものが多いアメリア一族の中では異端のように扱われていた。発現する恵みも、アメリア一族は代々ジュゴン（海牛）だが、フランシスはアメフラシ（ウミウシ）であったことが隔意に拍車をかけた。だが、一族本来－－始祖の血統はアメフラシの恵みであったことはもはや一族の中には残っていない。知る者は、フランシスの中の海の恵みのみ。

一族からの愛は知らない。先生のことは親のように思っている。

恵みの力を使って、砂の船を作っている。木の船を作る一族たちからは毛嫌いされている。

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