パーソナリティ：積極的で利他的な性格。

出自：待ち望まれた子

なかなか子供に恵まれなかった夫婦の一人娘として生を受ける。
幼少期は病気がちでほとんど病院に住んでおり、長期入院者として自分より年下の子供の面倒を見ることが多かった。

覚醒：無知

ある時から抱えていた病状が一変した。
脈絡なく炎症や傷を負い、翌日には何事もなかったのように元気になる。

最後に残った家族・母との別れの瞬間、「もう疲れた」という「悲鳴」を聞く。
欲しかった居場所を自分の手で壊してしまった。それどころか、父と母の幸せも壊してしまったのだと自覚する。
ここから「大切な人」(凪咲自身のことを大切にしてくれる人=凪咲も大切にしたい人)を作らないように線引きを始める。

パーソナリティ：利他的で自罰的な性格。「大切な人を作らない」ように行動する

邂逅：慕情

UGNに所属して程なく、三色 奏良と邂逅。
共に過ごしていく中で奏良に惹かれ、彼の妹についての噂を聞いたことで「奏良の大切な人にはなり得ないから」という理由で恋心として定着する。

経験：裏切った

4年前、三色奏良とともに『ユリカモメ』に侵入した時の裏切り。
実験体の「悲鳴」を聞きながらも逃亡することを選択したこと。
助けられるのは「悲鳴」を聞き取れる自分だけだとアトランティスを結成する。
(行動し続けることで罪悪感を薄めようとする動き方)

(厨二病の混じった)恋心を抱いている。
ともに過ごせることに素直に幸福感を抱く一方、現在のアトランティスは4年前助けられなかった実験体を救うために活動しているのだと気持ちを押し込めているところがある。
また、好意を突き詰める中で「奏良の大切な人にはなり得ないから(期待しすぎることがなく)」好きなのだと結論付けており、変化を望んでいない。

一つ懸念があるとすれば、「ユリカモメ」からの逃亡時、奏良の傷を半分引き受けてから、瞳の色が変わってしまったことだ。この傷は心配される(付け入られる)隙になるため、よく思っていない。

「無意識の海から凪咲が拾える情報」を「Twitterのタイムライン」で例えると

公開アカウントでツイートをする or 凪咲にメンションを飛ばすと届く。
本人が凪咲に対して隠そうとしている場合(@tosや非公開アカウント)は届かない。

原理：共感して自分の「悲鳴」を聞いている。

《ディヴィジョン》使用時は対象とともに幻覚の海に飲み込まれ、対象-無意識の海-凪咲の繋がりが強化される。
「無意識の海-凪咲」間の繋がりをうまく断ち切れない場合、凪咲のイメージする「無意識の海」が青色であるため、青くなる。(凪咲は覚醒前に本物の海を見たことがない)

共感して自分の「悲鳴」を聞いている要素。

参照していたページのメモ

貝殻を耳にあてると、音が聞こえるのはなぜか-レファレンス事例詳細
Seashell resonance - Wikipedia
The Sea-Bell - Wikipedia

舞台は現代日本・某県　水津鞠市（みづまり-し）。

海に面した土地で、船の汽笛が響きカモメが鳴くような穏やかさがある反面、
市庁舎を中心に都市化の進んでいる町だ。
数年前まではFHの被害が多く、ジャーム出現率の高い町だったが
ここ3年間は被害が非常に少なくなっているようだ。

街の中心部には高層ビルが1つ建っており、1～10階までは市役所や
オフィスビルなどのテナントだが、中腹部からはUGN水津鞠市支部が
管轄している。

また、UGN水津鞠支部は管轄の研究所を5つ所有している。
そのうちの4つ、『セグロ』『イソヒヨ』『ホシゴイ』『ユリカモメ』研究所は市街地に点在しているが、5つ目『ウミネコ』の場所は秘匿されている。

PC③は元UGN所属のため4つの研究所の場所は知っているが
『ウミネコ』の場所はわからない。

かくして運命は廻り出す。

双星は欠け、手綱を引かれ
摘まれた種は転移して
籠の中の鳥は、聖なる果実を齧るのだ。

未だ摘まれぬ子供たちよ。革命の子供たちよ。
隠された真実を、どうか暴かないで。

ダブルクロス the 3rd Edition
『Seed in the Cage』

さあ行こう“裏切者（チルドレン）“。
これは僕たちがはじまるための物語。