容姿・経歴・その他メモ

C町に住むごく普通の高校生。祖父が寂れた古武術の道場を営んでいたが、父が継がずにサラリーマンになったため畳む予定であった。祖父に懐いていた洸太はよく道場へ遊びに行っていて指導を受けており、祖父からもかわいがられていた。
祖父がいよいよ足腰が立たなくなったころ、洸太は道場脇の蔵の整理を頼まれる。そこで見つけた古びた剣を手に取った瞬間、オーヴァードとして覚醒した。
のちに祖父から聞かされた異能の話、それを以て弱き人、大切な人を守れという言葉。
祖父は亡くなったが、それは今も洸太の胸の中にある。

性格は祖父に似て規律に厳しいが、それだけではいけないと自分を抑えようとはしている。
特に自分がオーヴァードとして覚醒してからは、「世の中には不思議なこともある」「それを受け入れ、または正す手伝いをする」ことで世界がよりよくなれば、と心がけるようにしている。
が、今のところ世界は平穏そのもので、力を揮う機会などほとんどなかった。

そんな中に現れた星雲コスモは正に「降ってきた不思議」だった。
はじめのうちは制服は正しく着ろ、とつっかかっていたものの、そうして口を出しているうちに目を離せなくなっていた。
口を開けばつい厳しいことを言ってしまいそうになるが、彼女に惹かれている。自覚はある。
だから、彼女が何か悩んでいるなら助けてやりたい。
……だけど、僕に何かできるだろうか？

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