容姿・経歴・その他メモ

「別れは突然です。後悔の無いように生きてくださいね」
「特に愛を囁くのは早い方が良い。機会を一生失う事のある世界ですから」
「……まだ、まだ会わせてくれないのかい？」

一人称：私　二人称：あなた　コードネーム　ソラさん

温和・温厚を人の形にしたような性格。常に笑顔。
最愛の伴侶を失い、今にも掻き消えそうな炎を愛への奉仕とやせ我慢で維持し続ける男。

常飲するコーヒーも合わせて食べるスコーンも、全て全て彼女から教わったもの。

先祖代々続く酒蔵を持つ家に生まれた。藍泉家では今でも日本酒や酢の製造・販売を続けているが自分は20年近く顔を見せていない。
家族からは数年前まで死んだものとされており墓碑には自分の名前が刻まれているのも知っている。が、生存報告や結婚報告はしていた。
家督自体は自分に代わり弟が継ぐことになっている。それについては申し訳なく思ってはいる。

戦闘時に使用する炎は主に山吹色。
陽炎が発生する程の熱を纏い砲台としての役割に徹する他、重力を捻じ曲げる事で一切の行動を封じる隠し玉も持つ。

いずれこの力を手放したい。その為になら被検体になる事も考えており、ある任務以降アールラボへ出向く事が増えた。
レネゲイドの除去や沈静化が出来るようになれば、かつての妻や部下のような悲劇が起こらずに済むのだから。

履歴

レネゲイドウィルスが世に広がってすぐに行われた実験の被験者。
交通事故に巻き込まれ瀕死の重傷を負い、目が覚めた時には幽閉されていた。
それ以降、体内に根付いたウィルスを活性化させる方法やギリギリのところで制御を保つ手法を編み出す為ありとあらゆる部分を弄り回された。
その結果得られたものは今日まで活かされている。が、その代償として外見が若いまま変わらなくなった他、生殖機能を失っている。

亡き妻とは同じ被検体同士だった。
5年前、最愛の妻がジャームと化す兆候を見せた為に自らの手で始末をつけている。大義名分を得た、衝動に沿って。
様々な表情を見せていた顔は、それ以降常に笑顔でいるようになった。狂気や衝動を押し留める仮面。

セッション履歴