容姿・経歴・その他メモ
「アタシはキャタリーナ!!
ブラドホルトの外れにあった町工場の娘してます」
「って、立ち話してる暇はないよ!! プレデター来てる来てる」
「ほら、アタシの愛戦車”キャタピーちゃん”に乗った乗った。
とりあえず、そこにいるのは轢き殺すから、しっかりシートベルトしてね!!
さぁ、食い縛れ!!」
スパナ片手に愛戦車の”キャタピーちゃん”を乗り回す、町工場の娘。
明るく社交的な性格で、個性的なメンツの中でちゃんとツッコミもしてくれる。
「あ~、これは、アタシがツッコミ回ってあげないとダメな奴みたいだ~」
「GW? そんなの、友達と予定あるに決まってるじゃん?
えっ、ここに集まってる人暇なの? どうして??
普段は優しいが、怒るとスパナを投げつける。
「へぇ~、そういう態度取るんだ~」ピキッ
「へぇ~」ブンッ スパナ球速151km/h
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パーソナリティ
14歳で143cmと小柄。
「まぁ、どこかのよく吠える狂犬さんよりは大きいですけども」
UGNには所属しておらず、エリザベートの一件まで、自分がオーヴァードであるということもよく分かっていなかった。今でも、いつ自分が覚醒したのか思い当たる節がない。
小さな町工場の家に長女として生まれた普通の子。
父と母と2人の弟と2人の妹がいる7人家族だった。
キャタリーナは、8歳のある日に工員としての才能に目覚めた。
細かい作業もこなせる十徳指や、労災にも負けない強靭な身体(屍人)がある日突然手に入ったのだ。
両親もキャタリーナ自身も大喜びし、それ以来、キャタリーナはたくさん頑張って家族の生活費と妹弟の学費を稼ぐ一家の大黒柱となっていた。
──そんな生活はエリザベートの出現と共に崩れ去った。
黒いドームがブラドホルトを覆ったあの日、屍者たちの襲撃によって町工場は破壊され、巻き込まれた家族全員の行方は分かっていない。
生き延びた彼女は、持ち出した全財産で戦車を買い、以来屍者から逃げ回る生活を続けている。
「それから1年、この逃亡生活はしんどいけどさ。
屍人の仲間にだけは絶対ならない、その気持ちだけで頑張ってるよ。
それでいつか、エリザベートに復讐出来たらいいな……なんて。
逃げ回ってるだけのアタシが言っても、説得力ないだろうけどさ」
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運転について
必要に駆られて戦車で逃げ回っているが、運転自体はあまり上手ではない。
というか、屍人や障害物など轢くことに慣れているため、避けたりしない。絶対に日本で運転させてはいけない。
ドンッ
「おいこら、下りろ! 免許持ってんのか!!
「免許を持っているか? あはははは。
今、そんなことを気にするような治安が、この町にあると思ってるの??
安心して。1年間逃げ回ってきたアタシの腕を信用してよ!!」
──その数分後、キャタピーちゃんはまたワンダラーを跳ね飛ばしたという。
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戦闘について
戦い方についてだが、組織の訓練を受けているわけじゃないのでオーヴァードとしての練度は非常に低い。
出来ることは、愛戦車の”キャタピーちゃん”で轢くだけだ。
「さて、キャタリーナ=レンチェバリ、轢っきま~す!!」
対オーヴァード装甲車に乗り込んでの、攻防両立な戦い方。
攻撃は「巨匠の記憶」に「砂塵霊」を噛ませて運転攻撃をする。
行動値1で、固定値20の至近単体攻撃なので、残党狩り程度に。
メインは「砂の結界」によるカバーを用いた防御。
装甲車は装甲8とエフェクトから受ける被ダメ10点軽減。さらに、ガード12点と、屍人の常時ダメージ-2Dを持っているため、半端な攻撃は通さない。
「今度は、ちゃんと大切なみんなを守り切るから。
一緒に闘ってほしいんだ!!」
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「エリザベートをどう思ってるか?
他の人には言わないでね……その……怖い。
アタシの家族を、生活を……大切な全てを奪った人。
憎しみとか絶対勝つっていう強い気持ちが普通は出るんだろうけど、アタシは弱いから。最初に怖いって思っちゃう。
それこそ、アルフリーダとミツキと──それから一応マットちゃんも──に会うまではさ、このまま逃げ続けるだけで倒すことなんてもう考えられなくなってたし。
だからこそ、この出会いはエリザベートに復讐を果たすラストチャンスだと思ってる!!
うん、みんなで生きて、この町を奪還しよう!!」