明るい黒の少し乱れた短髪、琥珀の瞳が線の細い印象を与える熱い心を秘めた少年。
かっちりしているのかだらしないのかよくわからない黒を基調とした着こなしで動きやすい格好を好む。

一人称は「俺」
そこまでとっつきにくいわけではなく、ノリがいいので悪ふざけも楽しむ普通の少年。
基本的に常識を弁えており、想像の範囲内であればそこまで苦労することなくさらりと覚え、理不尽であったり未知の事象でもすんなり呑み込む柔軟性がある。
また、テンションが上がってくると口調が大分かっこつけに成る部類

常であれば困っている人を見過ごせず、人の道に反するような事は行わず行わせず、人並みの正義感の元苦言を呈し、無辜の民が騒動に苦しむのであれば解決に乗り出すよく考えた"脳筋/バーサーカー"。
その性分が祟り、人助けで授業をサボりがちな為優秀な問題児という評価の元不良呼ばわりされている。

なおこれに落ち着いた理由は今は亡き父、その偉大な背中を見て育ちそんな男の一人息子として恥じない生き方をしたいと、誇り高くありたいという想いから、届く範囲であれば迷わず手を差し伸べる。

ごく普通の高校に通い日常に重きを置くUGNのイリーガルであり、剣の道に己を見出しただけのごく普通の少年。
幼き日にレネゲイド絡みの騒動による余波でバス事故に巻き込まれており、数少ない生き残りの1人であり、
その際に自分を救いあげた男の笑っているが、それ以上に泣いているような顔を未だに記憶に焼き付けたままでいる。

記憶処理を施され、治療の後親元に帰されることになったが、それ以降ある夢を見るようになった。
全てを終わらせてしまうような真っ赤な炎、それを纏わせた圧倒的で鋭い刃。

少年は、その剣技に魅せられた。
いつかその剣に届く為に。いつかその剣すら打ち倒せるように。
内に時代にそぐわぬ熱を秘めて、ただ高みを目指す。


なお剣バカモードとの思考の切り替えははっきりと存在している為、その辺の分別はつくらしい。

戦闘時は強力な自己暗示によって、一旦甘さや人間的な部分を余分と切り離し自身の思考を戦闘モードへ変更。
肉体の作りをその場で刀を振るうに適したものへと自己改造によって作り変える。

一刀に全てを託し、叩き斬るのを主とした剣士である。