平成生まれ。両親ともに公務員と、堅実な家庭の元に生まれる。
幼い頃から、よく変な子だが良い子という評価を周囲の人間からはされており、本人は自分が変だということは自覚していないながらも幸せに生活していた。ただ、この時から新しい環境への快感の兆候自体はあり、父親の仕事の影響でよく引っ越しを行ったが、それが一切苦にならず、どんな環境でもすぐ順応出来るような子供だった。
　しかし、中学を境に、本人は自身の歯車の狂いに気づく
脳噛にとって、中学校というのは最高の環境だった。様々なタイプの人間が闇鍋状態となり、無理矢理一つの建物に収容されているという状況。５分後の自分がどうなっているか分からない、まさにカオスな環境。脳噛にとって、ここで得た刺激は忘れがたいもので、これ以降脳噛は混沌とした環境を求める為に生きるようになる。
　脳噛は、日本一変人が集まると謳われている大学の付属高校に入学した。大学ほどではないが、同じくらい変人が集まると聞いていたからである。あの時の興奮を再度得る為に。
しかし、その高校ではその「熱」を得ることが出来なかった。一瑠の希望を見出し、付属先の大学に入学したが求めていた刺激は得られなかった。失意に満ちた脳噛は、兎に角様々なものに手を出すことに決めた。それにより、一過性の快楽を得ることは出来るが永遠と満たされることはなかった。また、高校卒業頃から自己と他者の違いにも悩みを抱えていた。
　他者との違いと、求めているものを得られない一種の虚無感。そして、その虚無感の正体を掴むことが出来ない焦燥感。
同類が欲しい。せめて、自分は何かというのを理解したい。
こういった感情に苦しみ、楽しいながらもどこか満たされない毎日を送っていた。
　そしてある日、当時いたインターン先で衝撃的な経験をする。その会社の社長とタイマンで話すことがあり、そこで己の悩みを打ち明けることで、未来への道が切り開かれた。

　自分という存在を、断片的かもしれないが理解し、真の意味で理解してくれた存在。これに救われた脳噛は、これ以降自分の快楽を最優先に行動するようになる。
大学卒業後はメディア会社に就職。そこで数年ほど働きつつユーチューブやノーツなどで稼ぐ。その後仕事をやめ、あらゆる「責任」のみを請け負う、責任請負会社を設立。奇跡的に成功した為株とユーチューブを収入源にし、「新体験」を。連続起業家として活動することで、「混沌」を。出来た時間の余裕で、色んなものを体験することで「自己の成長」を得ることによって楽しく生活している。
様々な経験の一つとして、オーヴァードへの改造手術も入っており、それを受けることで力に目覚めた。
現在は仕事を全て休業し、新しく得た力を試して遊びふけっている

一人称：俺
二人称：君、貴様、貴方、テメーetc
趣味：水泳、ゲーム、散歩
好きな食べ物：なんだかんだステーキ
嫌いな食べ物：パクチー
好きなこと：新しいことをすること、人と会話すること
嫌いなこと：マンネリ

能力名：「ビヨンド・ザ・シー（願いの先へ）」
快脳噛の欲望を、銃という形で具現化する能力。
ただし、その欲望はあまりにも大きく、そして一生に収めるには大きすぎる為、使用すると痛みが伴う。
必殺技は、弾丸に自分の意志を込め、威力を最大限まで引き上げて発射する大技。一度きりだが、威力は折り紙付き。

相手の全てを引き出させて勝つ。理由は単純に、相手の全容を見れずに殺すことを勿体ないと感じる為。ただ、命の危険を感じたら流石に本気を出す。