容姿・経歴・その他メモ

元FHマスターエージェントにして現UGNエージェント。

とある流派の家元の娘として生まれた。
幼少期に事件に巻き込まれ、その際に家に封印されていた妖刀・幬を手に取ってしまう。

生まれたときから発現していたオーヴァードとしての力は幬を手にしたことで花開き、以後幼い精神では衝動を止められず数多の道場を破り、流れ流れてFHに所属。人間は弱すぎると考え、世の中がオーヴァードの世界になればいい、という思考に至る。。

その卓越した剣技から、“マスターブレイド”の称号を得る。

彼女が望んだのは“光なきせかい”。自分だけではない、世界全てから光が取り払われ、闇で覆われたならば、自分は世界にとって異端な存在ではなくなる。そう考えて行動していた。

FHとして活動中、当然だがUGNと何度も衝突することになる。数えきれない衝突の中で、いつしか咲希を追うエージェント、氷巫千秋とライバルともいえる関係になっていく。

幾度とも言えない衝突の時、舞台は海外。とてつもなく大きな規模の事件、それはもはや戦争とも呼べるような戦いの中で、一時的な共闘関係を経て、咲希はUGNの、千秋のあり方を学んでいく。そんな折、老兵フィンに出会い、彼からWWのこと、彼の経験を教えてもらい、幬の制御の可能性を得る。世界を闇で覆う以外の居場所の探し方を、出会いによって教えてもらい、ＦＨを抜けてＵＧＮに所属することになった。

ＵＧＮへの所属を決めたのは千秋の存在が大きい。
千秋の弟も元ＦＨであったが、紆余曲折を経て千秋の手によって闇からすくいあげられ、今ではＵＧＮの千秋と同じ部隊に所属している。
きれいごとではなく、大切な人を光の下に連れ帰るということを実際にやってのけていた人物からの言葉、行動だったからこそ、咲希を信じさせることができたのだろう。

ＵＧＮに所属したはいいが、咲希の立場は今、とても複雑なものになっている。なにせ、元マスターエージェント、である。ＵＧＮ内部には反発するものも少なくない。そしてそれと同時に咲希が持つ力に興味を持ち、自らの派閥に取り入れたい、という勢力も珍しくない。
そんな状況の中、千秋と同じ部隊に所属している。咲希に命令を下せるのは、日本支部内では名目上は千秋と霧谷雄吾、ローザ・バスカヴィルのみだ。

現在、幬は幾重もの封印をかけられたような状態にある。これを施したのはフィンだ。咲希は幬を制御し続けるために、定期的に彼にこの刀を診てもらい、チューニングをしてもらっている。

彼女は今、UGNの戦い方を学んでいる最中である。

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