容姿・経歴・その他メモ

（通常時）一人称：ミヤ　二人称：キミ
（完全獣化時）一人称：我　二人称：お主

好きなもの：牡丹の花、動物の置物やぬいぐるみ、よくしつけられたペット
嫌いなもの：正座、動物に吠えられたり噛まれたりすること
外見特徴：後ろで一本にまとめた茶髪に、翡翠色の瞳、童顔の少女。　伊吹大明神に憑依されると、白い髪と青い瞳に変化する。
尊敬する人：母親、八百万の神々
侮蔑する人：礼儀作法やマナーをおろそかにする人


伊富岐神社の神主の家系の少女。彼女の一族の始祖は天孫たる天火明命（あめのほあかりのみこと）であり、ひいてはその祖母である天照大神の血も継いでいるとされる。

幼い頃から自然の声を聞き、その土地の神の意思を感じ取れる力を持っており、
周囲からは”100年に一人の天才的巫女””信仰心が薄らぎ衰退する神道を復活させられる可能性すらある””古代社会であったら女王にもなれた”などという評判から、神社本庁から由緒名高い古社大社、金満の新興宗教まで引く手あまた彼女の身柄の引き受けを申し出るほどであった。

しかし美夜毘の母は一般社会の出であり、娘を宗教界の道具にされることをよしとせず、周囲が持ち上げることで成長にも悪影響になること、娘の意思と関係なく将来を決められてしまうことなどに反発し、何より娘自身が「色んな所、世界中を旅行に行きたい」という夢を語ったため　夫やその家族にも無断で幼い美夜毘を連れて失踪するのであった。

写真家であった美夜毘の母：命依子（めいこ）は追っ手による捜索を防ぐため、娘とともに世界中を旅しながら数年間放浪した。生計は雑誌社や素材写真サイトなどに写真や取材記事を売ることで成り立たせていたようだ。
その時に、彼女が友人と慕う不思議な人物と友達になったようだ。　優しくて少し不思議な思い出であったということは覚えているが、今ははっきりとは思い出せない。
そもそもそれが、人であったのか、神であったのか、それ以外の何かかも定かではないが…

だがある時、土地開発工事によって現地の祠が壊されてしまう場面に遭遇、そこに封じられていた悪神は傍にいた美夜毘を依り代に肉体を得て、破壊の限りを尽くすのであった。
幸い、密かに美夜毘についていた伊吹大明神の分霊タタミヒコ様が完全な憑依を防いでくれたことで人々の避難をする時間を稼げたことと、現地のUGNエージェントが駆けつけたことによって美夜毘は制圧され、大惨事には至らず、悪神は討伐を施されることとなった。
しかし娘を止めようとした母は致命的な傷を負い、死は免れたものの、現在も昏睡状態である。

事件の後、日本に戻ってきた美夜毘は、自分が夢を叶え、自由に生きるためには、自分の力とつき合っていく必要があると理解する。
そのためUGNの助けを得ながら、毎年実家の伊富岐神社に山籠もりしては巫女としての修行にも励んでいる。

漢字が難しいので、Lineで名前はミヤ、ミャーさん、ミヤビちゃん　などというニックネームで呼ばれることが多い。

能力は「神降ろし」
契約している伊吹山の大神（タタミヒコ様）から力を借りて、肉体の一部を白猪の獣と変異させ、かの倭建命をも絶命させたという致命的な突進と刺突で暴れまわる。
伊吹山の大神以外の神からも、力を借りることさえできればその力を振るうことができるとのこと。相性の問題で主に獣や肉体を武器とするような神のほうが向くとのこと。
ミヤの精神状態が未熟だったり弱っていたりすると、下ろした神格によって逆に操られてしまうこともあるため注意が必要な能力。
邪教やオカルト色の強いFHセルから、位相が高すぎて現世に下ろすのが難しい神をこの世に固定するための器として利用されてしまう可能性があるため、UGNによって彼女の力の情報は厳重に扱われている。表向きの情報では単なる白猪に変化するキュマイラ、という扱いとなっている。


▼伊吹大明神のタタミヒコ様
ミヤの傍についている、体長30㎝ほどの白うりぼう。正体は伊吹大明神の分霊であり、一般人は認識することも困難だが、たまに霊感の強い人間がいて見ることができるため鳥獣保護法にのっとったペットとして許可証も用意されている。
基本大人しく、よく躾けられているが、ミヤが調子に乗ったりすると軽く鼻で小突いたり、「むーむー」と鳴いてミヤの気を引いたりする。
戦闘になると、美夜毘を依り代に神の力を与える。

セッション履歴