容姿・経歴・その他メモ

■設定
天喰理澄は、小さい頃の記憶を失っている。
覚えているの赤い部屋。
あたり一面に存在する死体の山。

そこに自分が１人いたことは覚えているが、なにが起きたかは覚えていない。

ただ、何か大切なもの失った感覚と恐怖だけは覚えている。
彼はその日以前のことは何も覚えていない。
彼に双子の兄がいたことすら、忘れてしまったのだ。

□天喰理澄が忘れた過去
彼は、FHの実験に集められた子供の一人だった。
より強力な戦闘兵器（オーヴァード）を生み出すための実験が行われていた。
薬物投与を行い、肉体を変質させ、その後、オーヴァードに覚醒させることで、常人より強い力を持つオーヴァードを生み出そうとしていた。
多くの実験体が拒絶反応で死んでいく中、理澄と彼の双子の兄、天喰翔愛（とあ）は運良く生き残れた。

そして、実験の最終段階のあの日がやってきた。
同じように実験に耐えられた子どもたちが集められた。
そして、実験は始まった。
内容はシンプルだ。お互いを殺し合う。
ただ、それだけだ。
拒絶したものは、首輪が爆発され、殺された。

その実験の最中、理澄をかばう形で翔愛が殺された。それがトリガーとなった。
翔愛を失う恐怖が理澄を覚醒させた。

覚醒した理澄の強大で同じ実験体の子どもたちを蹂躙した。
実験の成功を喜ぶ研究者たち。

だが、理澄の暴走はそこで止まらなかった。
そこにいるもの全てを食らいつくした。

その後、意識を失い、目を覚ましたときに別のFHセルにいた。今度は、実験体としてでは、完成された戦闘兵器として扱われることになる。

□天喰理澄の性格
全てに対して怯えている。
人が多いところで視線が集中されることや敵意を向けられることが苦手。

過去のトラウマが想起されているのが原因だが、本人は気づいていない。

基本的に人のいないところを好むが独りは嫌という面倒な性格をしている。


□天喰理澄の能力
異常な膂力を持つ腕から繰り出される平手打ち。
コンクリートすら、豆腐をスプーンですくうかのごとく、たやすくえぐり取る。

本人は戦うことに恐怖をしているため、自発的に能力を発動させることはない。
むしろ、やっかいなのが本人の意志と関係なく、周りの敵意・恐怖に反応して、攻撃してしまうことだろう。

彼の運用として、一番よいのは敵地に一人放り投げることである。
敵意・恐怖に反応して、あたり一帯を食らいつくす。

□天喰理澄の能力2
恐怖が臨界点を越すと、理澄は意識を手放してしまう。
その際に、暴れるもう一つの人格がある。
理澄にとっての恐怖の対象を排除するまで、理澄と切り替わらない。

その人格は、翔愛と名乗ってる。
翔愛は理澄のことを認識しているが、理澄は認識さていない。理澄に翔愛の名前を出すと、恐怖が勝り、暴れてしまうこともあり、理澄が翔愛のことを知ることはない。
もし、そのときが来るとしたら、理澄が過去のトラウマに向き合えるほど強くなったときだろう。

□その他
1人称：俺

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