餅付は、ライアンズセキュリティおよびUGNに所属するヒーローであり、公式には「黒甲冑」というヒーローネームで活動している。しかし、内部では「ジャーム喰い」と呼ばれ、その特異な戦闘スタイルおよび嗜好が隠されている。

餅付の戦闘能力は極めて高く、討伐数や実績からもトップヒーローに匹敵する存在だが、その特異な捕食行動が原因で市民への公表は徹底的に制限されている。

・元職:
ライアンズセキュリティ本社の事務局員と して勤務。
・覚醒の契機:
「人食わせバーガー」事件に巻き込まれ、RB（レネゲイドビーイング）の肉体を摂食したことでレネゲイドウイルスに感染し、オーヴァードとして覚醒。
・戦闘能力の発見:
レネゲイド感染後、社内の適性テストで驚異的な戦闘能力が確認された。これにより、ヒーローとしての適性があると判断され、ライアンズセキュリティ内でヒーロー候補として推薦されるに至った。
・特異性:
レネゲイド感染後、通常の人間とは異なる味覚を持つようになったと思われる。ジャームやRBに対する食欲が生じる。なお、食事への欲求は生来なもののようだ。

餅付は公式には低評価を受けていますが、隠された実績は以下の通りです。
•討伐数:
記録上、100体以上のジャームおよびヴィランを単独で討伐。
•犯罪組織壊滅:
単独で犯罪組織を単独で壊滅させた事例が一件存在。詳細はUGNおよびライアンズ社によって非公開扱い。
•ヴィランへの影響:
その凄惨な戦闘スタイルにより、「ジャーム喰い」の噂はヴィラン間で広まり、抑止効果をもたらしている。

餅付の戦闘スタイルは、UGNおよびライアンズセキュリティの掲げる「正義」や「安心」を損ねるとして、徹底的に隠蔽されている。
•戦闘スタイル:
餅付はジャームやRBに対して強烈な食欲を抱いており、戦闘中に敵を捕食する。
その光景は凄惨を極め、一般市民や他のヒーローからも忌避される可能性が高い。
・隠蔽の手段:
彼女の戦闘記録や活動内容は厳重に隠蔽され、公式には「黒甲冑」としてのみ認識される。
実績の多くは、他のヒーローやUGNの功績として報告される場合がある。
幸い彼女は、自分の功績に無頓着であることからこの体制が維持されている。

以下に、「人食わせバーガー」事件の概要を修正・補強してまとめました。提供された情報を反映し、事件の異常性と餅付への影響をより明確にしています。

事件概要報告書

事件名: 「人食わせバーガー」事件
発生場所: ファーストフード店「こってりあ」 ○○市△△区支店
発生日時: ○○年××月××日 14時ごろ
作成者: ライアンズセキュリティ 特別調査班

1. 事件の経緯
•突発的なRBの発生:
ファーストフード店「こってりあ」の厨房に突如発生したRB（レネゲイドビーイング）が引き起こした事件。
RBはハンバーガーを模した異形の姿で現れ、自らを「最高級ダブルチーズバーガー」と称し、異常行動を開始した。
•RBの行動:
1.封鎖:
RBは自身の肉体を「ハンバーガーパテ」に変化させ、出入り口を封鎖。店内の客や従業員を完全に閉じ込めた。
2.摂食の強要:
「ようこそ！お前たちのために焼き上がった極上の俺だ！」「俺のダブルチーズな身体を味わえ！こんな機会二度とないぞ！」「国産牛1000%ハンバーグだ！」と意味不明な発言を繰り返しながら、自身を食べるよう被害者に強制。
•討伐と救出:
•現場に駆けつけたヒーローがRBを討伐。
•幸い死傷者は発生しなかったが、RBの異常な行動が一部被害者に心理的影響を与えたとされる。

2. 餅付への影響
•摂食による感染:
餅付を含む数名の被害者が、RBの強要によりその肉体を摂食。この行動により、被害者たちはレネゲイドウイルスに感染した。
•餅付はこの感染によってオーヴァードとして覚醒。
•味覚と嗜好の変化:
事件をきっかけに、餅付はRBおよびジャームの肉体の味を「極上の美味」として認識するようになった。
•これが後に彼女の「ジャーム捕食行動」に繋がり、戦闘スタイルの原点となったと推測される。

3. 被害状況
•人的被害:
•死傷者はゼロ。
•一部被害者がRB摂食後にレネゲイドウイルス感染。餅付を含む数名はオーヴァード化した（調査中）。
•物的被害:
•店舗設備がハンバーガーパテにより封鎖され、一部が損壊。厨房および客席の一部が使用不能となった。
•心理的被害:
•被害者たちはRBの「摂食強制」による強烈なストレスを抱え、PTSDの兆候を見せた者もいた。

4. RB（レネゲイドビーイング）の特性
•自称:
「最高級ダブルチーズバーガー」
•形態:
•巨大なハンバーガー型の異形RB。パテやバンズを肉体の一部として操作可能。
•能力:
•自身の肉体をハンバーガーパテとして切り出し、対象に摂食を強制する異常な行動。
•精神干渉能力を伴う発言により、被害者に「食べなければならない」という強迫観念を植えつけた。
•討伐時の発言（記録より）:
•「俺を食べ尽くしても、ハンバーガーの魂は滅びない……！」
•「また焼かれる……次はもっと旨くなる……！」

5. 事件の社会的影響
•市民への影響:
RBジャームが「人を強制的に食べさせる」という事件の異常性により、食品業界全体への不安が一時的に拡大。
•ファーストフード業界への風評被害が発生。事件後、「こってりあ」は一部店舗を閉鎖した。
•ヴィランコミュニティでの反響:
餅付がオーヴァードに覚醒し、「ジャーム喰い」としてヴィランを次々と捕食する姿が噂されるようになる。
•「ジャーム喰いの原点はバーガーRB」という話が広まり、恐怖の象徴となった。

6. 総括

「人食わせバーガー」事件は、餅付の覚醒および特異な戦闘スタイル形成の発端として極めて重要な事例である。また、RBの異常性や被害者への心理的影響が顕著であり、今後のレネゲイド研究およびRBによる事件発生抑制の対策に活かすべきケースといえる。

以上

カウンセリング記録: 餅付（ヒーローネーム: 黒甲冑）

記録番号: H-029-093
担当者: ライアンズセキュリティ カウンセラー・H
対象者: 餅付

備考: 餅付のヒーロー活動における心理的・身体的状態を定期観察するためのカウンセリング記録。

記録開始

カ: 「それでは始めましょう。」
餅: 「はい、よろしくお願いします。」

カ: 「ヒーロー活動を始めて一か月半ほど経ちましたが、調子はどうですか？」
餅: 「そうですね……すごくやりがいを感じています！すでに何度かヴィランを撃退して、市民の皆さんを助けることができましたから。」

カ: 「それは素晴らしいですね。ですが、ヴィランに恐怖を感じたり、戦闘に対して忌避感を抱くことはありませんか？」
餅: （一瞬沈黙）「……えっと。考えたことがなかったですね。そういう感情、思いついたことがなくて……変ですか？」

カ: 「珍しいですが、ヒーローとしての適正が高い証拠だと思いますよ。大抵の人間は、暴力や戦闘に恐怖を感じるものですから。」
餅: 「ああ、そういうことなら良かったです！たぶん、戦っている時は必死で、そんなこと考える余裕がないだけかもしれませんね！」

カ: 「なるほど、それもあるかもしれませんね。」

カ: 「では、少し話題を変えます。最近、戦闘中にジャームを摂食している様子が見られるという報告がありますが、これはどういう経緯でそうなったのでしょう？」
餅: 「……あ、知らないんですか？レネゲイドに感染したお肉って、とっても美味しいんですよ。」

カ: 「……え？」

餅: （一瞬驚いた表情を見せて）「あ、なんて！冗談ですよ！あはは！必死に戦ってると、噛みついちゃう癖があるみたいで……すいません！」

カ: （少し困惑しつつ）「なるほど、戦闘中の興奮状態でそうなるのですね。ただ、ジャームには毒性を持つ個体もいますので、その癖はなるべく改善した方が良いかと思います。」

餅: 「はい……気をつけます。」

カ: 「それでは今月のカウンセリングを終了します。ありがとうございました。」
餅: 「こちらこそ、ありがとうございました。」

記録終了

追記1（八咫博士の報告）

「以前、現場に残されたジャームの遺体を摂食したことがありますが、非常に強烈で不快な味でした。しかし、餅付本人は”とても美味しい”と感じたと主張しており、通常とは異なる味覚を持っている可能性があります。この点についてさらなる検証が必要と考えます。」

- 八咫博士

追記2（ヒーロー部部長の判断）

「八咫くん、その件は却下する。現時点で、餅付の味覚異常が彼女のヴィラン討伐能力に悪影響を及ぼしているとは考えられない。よって、味覚の問題は彼女のプライベートな領域に留めるべきである。また、八咫くん自身の言動に錯乱が見られる可能性があるため、念のためカウンセリングを受けるよう指示する。」

- ヒーロー部部長

補足
餅付の「冗談」を装った発言には、彼女の特異性とそれを隠そうとする心理が明確に現れている。今後も定期的な観察が必要である。

餅付の存在は、UGNおよびライアンズセキュリティにとって「諸刃の剣」であり、慎重な運用が求められる。彼女の能力をいかに活用し、特異性とのバランスを保つかが今後の課題である。

以上

バーガーRBは自分の体を他人に食わせるといった、他のRBには見られない特徴を持ち、その言動には研究価値があると考えられる。よって、いかにバーガーRBの言動を記録する。
･「プランナーだって、俺の前じゃ食欲に逆らえねえよ。」
・「お前ら、今から最高級のグルメ体験をするんだ。感謝して食えよ？」
・「食わないって？俺の旨みを前に、そんな勇気が持つかなぁ？」
・「俺の肉を焼いた匂い、たまらないだろう？さぁ、口を開けろ！」
・「食べないって？食べ物を粗末にするな！」
・「食えばわかるからよぉ。まず一口だけ、な？」
・「俺は完璧なバーガーだ！だから俺を食べない奴は許さない！」
・「心の声に従え！俺を食べたい！そうだろう？」
・「スイスのチーズ、アメリカの小麦、日本の牛肉その全てが混ざった俺は世界平和そのものだ！つまり、美味い！」
・「バカな…こんなにうまい俺が、どうして…！」
・「ありえない！このチーズは、エアーズロックの地下で熟成した極上ものだぞ！」　
・「1000%じゃ足りないというのか！」
・「俺を殺したなら、、、食えよ、、、」
・「ピクルスは要らなかったのか？いや、そんなものバーガーではない！」
・「俺が消えた後も、お前らの胃袋は俺を覚えてるぜ…！」