容姿・経歴・その他メモ

勇気の人生は3歳の時、神輿島支部で目が覚めたところから始まる。それより前の記憶がない。キャシー曰く、浜辺の波打ち際に倒れてるところを見つけて保護された、とのこと。
気付いたらUGNのエージェントのオーヴァードとして働いていた。
そしてキャシー(別の支部の人でも可)に「君の力は、ジャームだけでなく、オーヴァードも傷付けてしまうかもしれない。気を付けるんだよ」と言われたが、その時の勇気は幼く、そして神輿島では任務がほとんどなかった為、心には留めていたが特別気にすることもなかった。

学校で隣の席の子が大切なキーホルダーを無くした。それを一緒に探して勇気が見つけた時、隣の席の子が嬉しそうな顔をして感謝の言葉をくれた。
勇気は嬉しくなった。
その日から、困ってる人がいたら助けたり、登下校中に重い荷物を持ってるお年寄りがいたら持ってあげたりなど、色んな人助けをするようになった。それが生きがいになっていた。
人助けが上手くいかなかった時は、きっと明楽に慰めて貰ってそう(笑)

家族もいなく、UGNで育った為、小学校では馴染めず、その時から友達と呼べるのは明楽と陽廻だけだった。

高校卒業で大学進学で上京した勇気。
初めての一人暮らし。相変わらず困ってる人を見ると助けずにはいられない。
そして東京のUGNでも、人の分まで任務を受けるようになる。「大事な用があるなら僕が代わりに行くよ！」と言う感じで。
神輿島にいた時は全然任務が無かったのに、東京に来たら人が足りないくらい任務があって、最初は驚いたが、代わりに任務を受けるようになってから、どんどん仕事ばかり振られるようになり、大学にもあまり行けなくなっていった。そのため大学でもあんまり友達が出来なかった。

当時自分の面倒を見てくれた先輩がいた。名前は「七五三 渚(しめ なぎさ)」。自分にとって姉のような存在で、東京支部で一番信頼出来る人だった。大好きな存在だった。
初めて渚と一緒に任務に行き、無事に完了。渚に「あんたのおかげで上手くいったよ！」と褒められる。この時の勇気は信頼している先輩にそれを言われたのが嬉しくて嬉しくて、これからも頑張ろうと努力した。その努力もあってか、渚とコンビで仕事をすることが増えていった。
そしてあるひ日。その日も渚と一緒の任務だった。でも任務は苦戦。焦る勇気は力の使い方を誤り、渚を傷つけてしまう。昔神輿島支部で気を付けろと言われたのに、味方のオーヴァード、しかも渚を傷付けてしまった。
勇気はショックで放心。その後渚が怪我を負いながらも戦ってくれて、無事に任務は終了。しかし、渚は勇気の攻撃の怪我を負い血を流しながら戦ったため、戦いが終わった時にその場に倒れてしまう。何も出来なかった勇気は渚に駆け寄ることしか出来ない。先程自分の手で傷付けてしまったことがあり、渚を抱き上げることも触ることも出来ない。渚はそんな勇気を見てにっこり笑い「あんたのおかげで上手くいったよ」と呟き、そのまま息を引き取った。勇気は泣くことしか出来なかった。

渚を殺したのは自分だ。こんな力が無ければ。
でも勇気にはここしかない。家族もいないし、出来ることもこの力で戦うことしか出来ない。
「あんたのおかげで上手くいったよ」と言ってくれた渚の言葉を胸に、勇気にはオーヴァードとして生きることしか出来なかった。
そう思うのに、体が戦うことを拒否するかのように、思うように動かなくなってしまった。
そして神輿島に帰島することになる。

IQは低め。

■ハンドアウト

PC ①用ハンドアウト　男性
ロイス：ハク　P：親近感/N：憐憫
カヴァー/ ワークス　大学生/UGN エージェント
　幼い頃から両親がおらず一人だった君は、UGN 神輿島支部に引き取られ「キャシー・キャラメルポップコーン」やPC ④、「青井陽廻」たちとの日々を経て、優秀なエージェントへと成長した。
　しかし他人を頼ることが苦手だった君は、上京後なんでも一人でやろうと無茶を重ねてしまう。その結果レネゲイドコントロールは不調をきたし、エージェントとして活動することが困難になってしまう。不調の原因は「疲弊し、傷ついている自分の
存在を自覚していないこと」。そう診断されたが君はこれからどうすればいいのかわからなかった。
　そんな君を見かねたUGN 本部は療養のため神輿島へと帰郷するよう命令を出し、君は神輿島支部へ一時移籍することとなる。島に到着した君は、支部へ挨拶する前に浜辺を散策し海を眺めていた。すると突如ワーディング反応が発生し、次いで海
面に浮いている和装の女性を発見する。君はすぐさま駆けだし、彼女を救おうと海へと飛び込んだ。
　こうして君は「ハク」というレネゲイドビーイングに出会い、療養とは程遠い騒がしい日々が始まるのだった。

※セッション中、ヒロインたちから君は告白されるが、シナリオの都合上返答することはできない。個別エンディングではヒロインに君から告白することができる。

■データ上の設定

●ビルド案

　「他人を傷つけるのが怖いのに、能力が直接自分の手で相手を傷つけることに特化してる、というところは今回一番重視したい設定です」とのオーダーをいただいたので、対抗種を実装した素手アタッカーのビルドを組んできました。
　傷つけてしまう、傷つける才能があることのしるしとして《蒼き悪魔》を取得。《炎神》で仲間を庇い、自分にダメージをいれることで相手にダメージを与えることができるビルドになりました。

▼戦い方

　基本的には《炎の刃》、《アマテラス》、《クロスバースト》を自身の手番で宣言、《呪われし者の印》を使ってダイスデメリットを失くしながら攻撃することを想定しています。

対抗種――“カウンターレネゲイド”

　キミの中のレネゲイドはレネゲイドに対して非常に攻撃的だ。対抗種と呼ばれるキミのレネゲイドは同種の他のレネゲイドのみならず、自ら宿主であるキミの肉体も傷つけてしまう。
　対抗種の発現の仕方には様々なバリエーションがある。ある対抗種はレネゲイドにだけ作用する猛毒を分泌し、また他の対抗種は超音波を、さらに別の対抗種は電撃を、という具合である。

●経歴

・キミは都内のとある支部で大学生をやりながら、UGNエージェント(またはUGNイリーガル)として活動しているオーヴァードだ。
・対抗種のせいで無意識にオーヴァード、レネゲイドビーイング、ジャームを傷つけてしまう。
・今は家族はいない。
・昔、とある人に恋をした。今となっては淡い思い出だ。
・キミは一度死に、レネゲイドの力でオーヴァードとして復活した。
・レネゲイドが高まると強い恐怖心にかられるきらいがある。それは他者へ対してか、自分に対してか。いずれにせよキミはその恐怖を払拭するためならどんなことにも手を染めてしまうかもしれない。

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