落ち着いた性格の優しい男性。
オーヴァードに覚醒後はレネゲイドの力を医療に活かすべく奮闘している。
遺産絡みで自分を兄と慕う少年を喪っており、それ以降はより一層精力的に活動するようになった。
戦闘面では日本支部最強と言われたエージェント、的場圭吾の指導を受けており攻守のバランスが良い。

UGNの思想や考えはある面で正しいと認めているが、正しさだけでは救われないものがあるとFHに身を置いている。
UGNの正しさは自分達の様な存在を救わない。守りたいもの、守りたい人が居る。
その為なら何だってする、ーーー何だってやってやる。

レネゲイドの力を用いて社会問題の解決に活かす事を目的としている。
UGNが日常という秩序を守るのならば、このセルは日常という秩序に苦しめられてる人を救う。
セルメンバーの大半はこのセルによって命、ないしは精神的に救われた人達。
病気の治療や問題へ干渉する際に本人に説明し同意を得るなどの一定の手順を踏み、決して一方的ではない。
FHという組織でありながら、かなりの穏健派。

正体は死んだと思われている宿木 かえでの弟分"遠藤 あせび"。
例の事件で死亡したのはエージェントの"宿木 かえで"の方。
かえではあせびを守って死んだ。
かえでの最期を看取ったあせびはとある存在と契約を交わし、かえでに成り代わってその遺志を継いでいる。
残されたセルメンバーが自身より小さい子しかおらず、纏める為の求心力が必要だったのだ。
そうでなければ他のFHセルに吸収されるだけ。それだけは避けたかった。

遠藤あせび
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=Sg6kHl

契約の証として手に不思議な光を宿している。
この光を介して、契約の主の力の一片を行使する。
扱うには手順があり、誤ると別の何者かの炎になり、制御が著しく困難になる。

メタ的に言うと、彼が契約を交わしたのは外なる神のクトゥグア。
手の輝きはフォーマルハウトに由来するものであり、手順を誤った場合はヤマンソが出てくる。

クトゥグアはセルが半壊するきっかけになった遺産に結びつきのある存在と敵対していたらしい。
その為、契約を持ち掛けたと推察できるが・・・。

彼は自分の幸せの形、正しい生き方の在り方を否定する生き方を否定する。
本人がそれでも良いとしても力尽くで塗り替えようと我を通すのである。

生きるのが辛いから死んでしまおう。
今の現状に甘んじて死んで様に生きていこう。
大切な人の為なら自己を犠牲にしてしまおう。

そんな在り方を彼は許さず、放っておかないのだ。
それは彼が教えて貰った幸せの形ではないのだから。
それを通すというのなら、自分を打ち負かし出ても意地を通す位でないと彼は認めないだろう。

やどりぎ・・・「困難に打ち克つ」
かえで・・・「大切な思い出」「美しい変化」

えんどう・・・「約束」「永遠の悲しみ」「いつまでも続く楽しみ」
あせび・・・・「犠牲」「献身」