容姿・経歴・その他メモ

白と水色の髪が複雑に絡み合った少年。身長やその言動、またその行動などが実年齢よりもかなり幼く感じられる部分も多い。

兄である大鳥や高鳥、姉である審良とともに仲良く暮らしてはいたものの、学校の教員や同じ生徒からは暴力を受けることも多々あった。また、両親からも見た目が似ていない彼だけは異様に嫌われていた。

「いい子になれば、だれもボクに、酷いことしないよね？」

「いい子に、していないから、ボクは酷いことされるんだよね？」


「いい子になりたい」その欲望が、彼に異常な力を与えてしまった。兄弟たち以外は皆、小鳥を恐れるようになり、さらに忌み嫌うようになった。大鳥も高鳥も審良も、大切な弟を守るためだけに、その力について調べ、理解を示した。

兄姉以外で、唯一彼に優しくしてくれたのが、白浪旭だった。それこそ、命さえも守ってくれた。その際に、あまりに重い感情を抱いてしまった。ただ、彼に何か恩返しがしたい。恩返しは、彼にとって「いい子」になるための行動だから。そう言い訳をして。

だからこそ、彼は「恩返し」をするために彼のために行動をするのだ。

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