容姿・経歴・その他メモ

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オーヴァードの研究をしていた父親と暮らしていた。母は自分を産んだ時に死んでしまったと聞かされていた。物心ついた時からレネゲイドウィルスのことや自身の能力の扱い方を教わっていた。力をコントロールするのも上手く父によく褒められていていつもそれが嬉しかった。父と2人暮らしだとしても幸せだった。
ある日父の研究資料をつい見てしまった時に自分と同じ顔だが撮った覚えのない写真が沢山載っていた。その時父は｢きらりの力をコントロールしやすくするためにきらりのコピーを造って研究していたんだ、シミュレーションロボットだと思ってくれ｣と言った。きらりは父のことが大好きだし自分のためにやってくれたことだからと受け入れた。
それからしばらくして今から2年前のある日、いつも通り訓練をしていた時身に覚えのない感覚と共に自分から放たれた攻撃が電気を纏っていたのが見えた。明らかにバロールの力ではなかった。その時きらりは『新しい力が目覚めたんだ！またお父さんに褒めてもらえる！』と思った。しかし父の方へ振り向くと複雑な暗い表情をしていた。その後｢大事な話がある｣と地下に案内された。そこには自分の面影がある女性が液体で満たされたガラスケースに入っていた。それから父の話を聞いた気がするがはあまり覚えていない。気がついたら家があった場所は瓦礫の山と化していた。
父の話というのは
･きらりの母はきらりが産まれる前に死んでいたこと
･どれだけ研究しても生き返らせることが出来ず彼女を造ることにしたこと
･あの時の資料は彼女のなり損ない達できらりが唯一の成功だったこと
･彼女のシンドロームはブラックドッグだったためトリガーは分からないがそれが発現してしまったのだろう
･嘘をついていたのはきらりを造った時説明しようとしたが精神が不安定になり暴走しかけたため、そしてブラックドッグが現れてしまったのとあの時より成長したから今なら話せると判断したこと
という内容だった。父はきらりを守るためとはいえ隠し事をしているのが辛くて早く本当のことを伝えたかったのだろう。しかし能力の扱いが上手くてもきらりはまだ小学生だ。精神に大ダメージを負ったのは言うまでもない。そのまま感情に呼応するよう暴走してしまい父諸共家を破壊した。それを忘れているのは受け入れ難い事実だったため記憶に蓋をしてしまったからだ。
そんな現場に翔一が任務で来て救出されそのまま支部にUGNチルドレンとして配属されることになった。今のきらりにとっては彼はFHから救ってくれた王子様のような存在。彼に対してはめっちゃデレデレで｢翔一様〜♡｣だけど支部長に対しては｢大人だからって命令しないで、あと加齢臭やだ｣と冷たい。結局今でも自分が家をめちゃくちゃにしたことなどは隠されている。

一人称：きらり
好きなもの：甘いもの

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