容姿・経歴・その他メモ

概要

　一人称「俺」、二人称「おまえ、あんた」
　凡庸な凡人。人並みの苦難、人並みの挫折、人並みよりほんの少し根の深い自罰を抱えているだけの小市民。

　常に不機嫌そうな表情、悪態ばかりの言動。ひねくれた物言いのわりにお節介焼きで、露悪的にふるまおうとするが長続きしない。

　嫌いなものはお人好しとお節介焼き、天敵はクソ女。オーヴァード嫌いを自称していたはずだが、最近は妙にレネゲイドビーイングに肩入れするようになった。

経歴

　元汚職刑事。かつては正義を志す青年だったが、事件の揉み消しや捜査の不自然な打ち切りを始めとする腐敗の数々に直面し、その失望から彼自身も汚職に手を染めるようになる。
　あるとき張り込みの現場にジャームが現れ、戦闘に巻き込まれたことで死亡するも、死を契機にオーヴァードとして覚醒する。一時的にUGNの保護を受けたのち、いくつかの組織を渡り歩いた。現在は探偵業を営む傍ら、フリーランスとして任務を請け負っている。

　勤務していた署の汚職疑惑は、「レネゲイド事件に際してUGNの介入があり、情報操作や捜査の交代が行われた」というのが事の真相。腐敗の事実はなく、ただの勘違いであったことが判明する。
　オーヴァードに覚醒した彼にはR担や特調などカヴァーを活かしたいくつかの選択肢があったが、どちらも選ぶことなく警察を去っている。

　この世に正義などないし、損をするのはいつだって善良な人間だ──と、彼は口癖のように語る。過去の悪行を肯定するように、現在も続く後悔を誤魔化すように。

現在

　火事場泥棒の付き添いで世界を左右する事件に巻き込まれたあと、とんでもないご近所さんの出現により生活が激変……すると思いきや相変わらず素人修理とペット探しの日々。
　たまにヘンテコな事件に巻き込まれたりするが、いたって平和に過ごしている。穏やかな日常の一因には苛立ち8割、感謝2割。水臭いだなんて絶対に口にしたくないし、力不足なんて自分でも分かってる指摘をされるのは──させてしまうのは──その何十倍も気に食わない。

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