容姿・経歴・その他メモ

生まれは普通の家に生まれ、大学を卒業するまでは特に変わった事などなく、平凡な日常を送っていた。
大学卒業後は警察官として日々を過ごしていた。

彼がオーヴァードに覚醒したのはある日に起きた事件が原因だった。
その事件にはFHが関与しており、被害者を庇ったことで重症、その後彼はFHに回収される。

回収したセルは事件を引き起こしたセルと同じ「死霊は踊り狂う」で、彼はそこでオーヴァードとして覚醒させられ、世界の裏側を知る事になる。

彼等の行いは見過ごせるものではなかったが、彼らに手を貸せばより多くの事件を解決できたのも事実だった。
だがら、彼は多くを救う為に小さいことは見過ごして行った。

それから数年がたった。彼はこのセルにうんざりしていた。彼が入った当初はここまで酷くはなかった。いや、彼が知らなかっただけだったのかもしれない。
立場が上がるにつれてこのセルの本当の姿を見るようになってしまった。
どうにかしたくても、自分一人でどうにか出来ない事はわかっている。だが、頼れる人はいなかった。

彼が今の姿になったのは今から数ヶ月前のこと。
ある任務で彼はこのセルの行いに耐えられなくなり、裏切って任務を失敗させ、被害者を逃がそうとした。
大きく暴れた結果で被害者は逃げられたが、肉体の半分が損失する致命傷を負い、死は目の前だった。

次に目を覚ました時には既にこの姿だった。
どうやら裏切った事で実験体にされたらしい。
処分されなかったのは実験に適応していた事と、戦闘能力が高かった為だ。
その後は首輪を付けられ、飼い犬のように扱われた。
だが、彼は諦めず新たに手に入れた能力を使用し、任務の途中で手に入れたUGNエージェントの連絡先に情報を流す事でUGNは行動に移り、FHセル「死霊は踊り狂う」は壊滅した。

その後は監視付きでUGNエージェントとして活動している。
見た目は少女だが機械の体のため重い。頭の輪っかは意識のある時のみ出現し、勝手に出てくる。
感情の起伏で多少のゆらぎはあるが、色は変化しない。

この姿になってから、苗字の一部をとってアリスと呼ばれることが多くなり、最初は嫌がっていたがずっと呼ばれたせいで受け入れてしまっている。

今の体は気に入っておらず、少女扱いされると怒る。
元の体に戻れるなら戻りたいとは思っているが、今まで見過ごしてきた罪のツケだと思っている為、戻れたり、別の機体に変えられるのだとしても変えることはない。

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