ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ユゥユゥ - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

焔ノ巫女姫(フォーマルハウト)ユゥユゥ

プレイヤー:ぷちぺち

年齢
16歳
性別
星座
魚座
身長
155㎝
体重
秘密ですっ!
血液型
A型
ワークス
UGNチルドレンC
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
サラマンダー
バロール
HP最大値
32
常備化ポイント
4
財産ポイント
0
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+150
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 理解者:孤児院の人たちは私の家族みたいな人たちだよ!
天涯孤独
経験 炎の神目を付けられた原因は私の失敗なんだけどね...それはそれとして私は貴方が大嫌いだ。
力の暴走
邂逅 天子様:天子様は私の望み、思いの具現化。はぁ、どこにいるのかな...。
慕情
覚醒 侵蝕値
生誕 17
衝動 侵蝕値
妄想 14
/変異暴走
その他の修正5
侵蝕率基本値36

能力値

肉体2 感覚1 精神8 社会2
シンドローム2+0 シンドローム0+1 シンドローム1+2 シンドローム1+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正4 その他修正
白兵 射撃 RC7 交渉
回避1 知覚 意志2 調達
芸術:琵琶2 情報:UGN5

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 実験体(ロストナンバー) 基本能力値を4点、基本侵蝕率を5点増加する
Sロイス 天子様 執着 不安 あああ!天子様天子様天子様あぁぁ...どこにいるのぉ...私の愛しい人...。
炎の神 信頼 嫌悪 私は貴方が大嫌い...でも貴方の力は信用せざるを得ないかな。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:サラマンダー 2 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値を-LVする(下限-7)
災厄の炎 5 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 至近 4
攻撃力Lv×3の射撃攻撃 このエフェクトの対象、射程はエフェクトの組み合わせによって変更できない
プラズマカノン 3 メジャーアクション 〈RC〉 対決 単体 視界 4 100%
攻撃力LV×5の射撃攻撃を行う
マクスウェルの悪魔 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 5 120%,妄想
ダメージロールの直前に使用 ダメージを[LV+1]Dかー[LV+1]Dする このエフェクトは貴方に対する攻撃かあなたの攻撃のダメージロールにしか使用できない 1ラウンド1回
フェニックスの翼 3 クリンナッププロセス 自動成功 自身 至近 4
HPをLV×5点回復する 戦闘ではないとき1シーン1回まで使用できる
火の鳥の加護 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 4 リミット
フェニックスの翼直前に宣言 対象を範囲(選択)に変更 1シナリオLV回
インビジブルハンド 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 視界 4
攻撃力+LVの射撃攻撃を行う 1点でもダメージを与えたとき対象の飛行状態を解除する 1ラウンド1回
暗黒の槍 3 メジャーアクション シンドローム 対決 3
装甲無視 HP5点消費 シナリオLV回
終末の槍 3 メジャーアクション 〈RC〉 5 リミット
暗黒の槍と組み合わせ ダメージを+LVDする HP4点失う
セットバック 1 オートアクション 自身 至近 2
受けた直後に発動 暴走以外のバットステータスをLV個回復 重圧を受けていても発動可能 1ラウンド1回
時の棺 1 オートアクション 単体 視界 10
判定直前に使用 判定を失敗させる 1シナリオ1回
炎の理 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
炎を作り出す
不燃体 1 常時 自動成功 自身 至近
燃えないからだ
魔王の玉座 1 常時 自動成功 自身 至近
ふわふわ浮くよ(気分で変わる)

コンボ

妖星ノ火輪(ようせいのかりん)

組み合わせ
コンセントレイト 災厄の炎 インビジブルハンド ストレンジフェイズ
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
8+3
8
7
16
100%以上
8+3
7
7
20

飛行状態を解除
炎は彼女の体の周りを廻る それは舞を踊る妖精か星を廻る衛星か

紫微宮・北落師門(しびきゅう・ほうらくしもん)

組み合わせ
コンセントレイト 災厄の炎 インビジブルハンド 暗黒の槍 終末の槍 ストレンジフェイズ
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
18
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
8+3
8
7
16+3D
100%以上
8+3
7
7
20+4D

装甲無視 飛行状態を解除 HP5消費 HP4失う
炎の神を導く門 門を開くために巫女はその身を異界の炎へと捧げる

霓裳羽衣・比翼連理(げいしょううい・ひよくれんり)

組み合わせ
コンセントレイト 災厄の炎 プラズマカノン インビジブルハンド 暗黒の槍 終末の槍 ストレンジフェイス
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
22
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%以上
8+3
7
7
40+4D
160%以上
8+3
7
7
49+5D

100%制限 装甲無視 飛行状態を解除 HP5点消費 HP4点失う
天子様に捧げる舞 その舞はその身を焦がすあなたへの愛の炎

其ノ身ハ火炎恒星ト成リテ(リヴァーサルフォーマルハウト)

組み合わせ
コンセントレイト 災厄の炎 プラズマカノン 魔王の覇気 暗黒の槍 終末の槍 マクスウェルの悪魔 ストレンジフェイス
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
27
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
120%以上
8+3
7
7
40+9D
160%以上
8+3
7
7
49+11D

120%制限 装甲無視 飛行状態を解除 HP5点消費 HP4点失う
全てを燃やす火炎の星 その身を焦がす炎は一つの星となりて天子のために輝く

貴方ヲ見ナイ生命ノ炎

組み合わせ
時の棺
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

100%制限 判定直前に使用 判定を失敗させる 1シナリオ1回
与えられた生命の炎 それは巫女の手により取り上げられる不確かなものである

貴方ニ施ス慈愛ノ炎

組み合わせ
フェニックスの翼 火の鳥の加護
タイミング
クリンナッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

LV×5回復する 1シナリオLV回
巫女による慈愛の炎 巫女の慈愛はただ一人のものだが天子のために巫女は施す

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ストレンジフェイズ 15 その他 RC判定のエフェクトによる攻撃の判定ダイスを+3個する
コネ:情報収集チーム 2 コネ 〈情報:〉 情報:の判定値を+2する 1シナリオ3回
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 情報:UGNの判定ダイス+2
コネ:手配師 1 コネ 〈調達〉 調達の判定ダイス+3 1シナリオ1回

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
19 246 15 0 280 0/280
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

キャラクター設定
名称:ユゥユゥ、孤児院育ちのため名前しかない。PC1に先輩ムーブをする高校生(後輩がいてちょっとうれしい)、誰とでも仲良くなれるような幼馴染系ハイスペック少女。好きなものは琵琶とライチ、嫌いなものはドタキャンと私に干渉してくるあいつ、自分の理想の天子様を見つけることが人生の目標。物心ついた時からUGNの孤児院で生活していた。今は学業のために一人暮らしをしている。ユゥユゥは生まれたときからサラマンダーの能力を本能的に使用することが出来る先天的なオーヴァードで幼少のころに手に持ったものを発生させた炎で燃やしてしまいエージェントとしての訓練を積むことになった。その経験によってフォーマルハウトに住む炎の神(名称不明)に魅入られてしまい無意識のうちに天子様を求めるようになった。今は炎の神を天子様としているがそれ以上の理想の天子様に出会うことが出来れば一生尽くすつもりでいる。たとえそれが男でも女でも人間という枠組みを外れていた存在だとしても。



設定怪文書

「...」
寝る前のひと時、ぽっ、と掌の上に炎を燃やす。
「...」
手の中で燃えている炎から声が聞こえる。炎とは誰に干渉されるこのもなく自らの意志で燃え続けるもの。幼いころからそうやってこの力と向き合ってきたはずだった。
「...」
この声は遥か彼方にある火炎恒星にいる名も知らぬ炎の神からの声だ。
「...」
私は炎を見ることが好きだ。この力は私が生まれたときから共にしてきたものだ。
「...」
私はあの火炎恒星を見るのが好きだ。フォーマルハウトというらしいが私のコードネームの由来にもなっている。秋の夜、夜空に輝くあの星を眺めるのは楽しい生活の中でも心を落ち着かせる時間となっている。
「...」
だが、あの炎の神、あいつだけは嫌いだ。あの日、幼少のころ手の中の炎を眺めていたとき、間違えて炎を出しながら物をつかんでしまった。初めて自分の手で自分の許容量以上の炎を出した時あいつは私に干渉するようになった。
「...」
ふっ..と息を吹きかけて掌の上の炎を消す。私の中の雑音が消える。あいつを賛美するような声が消える。あいつは私の炎に干渉して声を届けてくる。
「...」
それだけならまだいい。しかし、あいつは私の望み、理想の天子様を見つけるという望みにまで干渉してきた。それだけは許せない。私の望みに誰かもわからないやつが干渉するな。
「寝る前に、虚空に怒っても仕方ないか...明日も学校あるし今日は寝よーとっ。」
明日の学校はどんな楽しいことがあるのかな。そんなことを思いながら今日も眠りにつく。どこにいるのかな私の理想の天子様。夜空には火炎恒星がきらめいていた。



とあるUGN職員の記録
UGNチルドレン:ユゥユゥの生まれについて

彼女が発見され保護されたのは火災によって倒壊した病院の中から奇跡的に発見された。この病院で発生した火災は突如手術室から発生した青い炎によって始まったといわれている。その炎は当時病院の外にいた人からも見えるような強い炎だった。原因としてはオーヴァードという存在を知らない社会には病院内で用いられていた最新鋭の機器の暴走ということになっている。

しかし、真実はそうではない。この火災の原因は当時出産されていたユゥユゥ自身にある。彼女は生まれながらにしてサラマンダーのオーヴァードであった。なぜあれほどの炎を生まれたばかりである彼女が発生させることが出来たのかは定かではない。母親が出産によって受ける痛みに呼応したのか体外という未知の空間に出ることによる恐怖によるものなのか直接的な原因は判明していないが、無意識のうちに発生させた炎は当時手術室にいた彼女の母親はもちろんのこと医師や看護師、手術室の外で待機していたと思われる彼女の父親までも一瞬のうちに炎によって焼き払ってしまった。

その後、消防が到着する前に病院全域に炎が回ってしまい病院が倒壊した。消防による消火活動が行われすべての炎を消火することが出来た後に生存者の探索が行われた。病院内からの生存者の発見は絶望的だと考えられていた。しかし、病院の手術室の周辺になぜか火災による外傷がない赤子が発見された。病院内の生存者はこの赤子だけだった。

その後、調査と保護という名目で赤子をUGNの孤児院で引き取ることでなった。そして、ユゥユゥ名がつけられUGNチルドレンとして育てられる。これが彼女が保護されるまでの生い立ちである。この事故の顛末は彼女には伝えられていない。不慮の事故ではあったが彼女の手によって彼女の両親を焼いてしまっていた。このことを伝えることによってまた暴走するのを危惧しているためだ。彼女には火災から発見された孤児だとだけ伝えられている。



秋の夜空には名も知らぬ星と共に私が好きな火炎恒星(フォーマルハウト)が光る。こんな穏やかな夜には一つ、私の過去の話でもしようかな...まだ16歳のひよっこなんだけどね。
まあ、それはともかく...私のシンドロームは生まれつき使うことが出来たサラマンダーと......まことに不服だが私に干渉してきたあいつによって発現したバロールの能力がある。まあ、つまるところ私はクロスブリードのオーヴァードであるってところかな。
「....」
おい、そこうるさいよ。少し隙を見せたからってすぐに交信しないでほしいな。私は貴方のこと嫌いだから。
「....」
ふ...ふふふ、本当に私を怒らせるのが得意だね貴方は、私の干渉によって力を発現したことに感謝して信仰を捧げよ、だって?私は怒りで体が燃え上がりそうだよ...ふう、危ないまた何か燃やすところだった。
まあ、少しだけ、本当に少しだけは感謝してる、けどね、絶対に貴方には信仰は捧げないよ...絶対にだ。
あいつのせいで話がずれた。私が何を言いたかったかというと、昔はサラマンダーの能力しか使えないクロスブリードのオーヴァードだったってことだ。

物心がついたとき、私はUGNの孤児院にいた。聞いた話によると私は火災の中から見つかった赤子だったらしく火災から無傷で見つかったという異常性からUGNに保護された。そこで検査を受けて初めてオーヴァードだということがわかり、正式にUGNの孤児院に保護された。
生まれてからUGNに保護されるまではそんな感じかな...。そこで初めて私はユゥユゥという名前を授かった。この名前にどんな意味があるのかは知らない。単に呼びやすいからって理由だけかもしれない。でも私にとっては大切なものだ。
孤児院では...そりゃあもぉってぐらい可愛がられてたなあ。孤児院の人たちは私という存在を見て愛してくれていた。私も孤児院のみんなのことは大好き...なんだけどなぜか私の心は満たされていなかった。そのころかな私の望みが生まれたのは。
私の望みは理想の天子様を見つける、私ただ一人に愛を与えてくれる...そんな存在を見つけること。簡単に言ったらこんな感じ。これ以上天子様について語るのは長くなるからまた今度かな。

私がしゃべって歩けることが出来るようになったくらいにあることが私に言い渡された。
それは私はサラマンダーのピュアブリードではなくサラマンダーと何かのクロスブリードであるということだ。
その時は困惑したなぁ...だって私が使うことが出来たのはサラマンダーの炎の能力だけだったから、自分のことはピュアブリードだと思ってた。それが私はクロスブリードだっていうんだから驚いたね。
実は、私が保護されたときに行われた検査で分かってたらしい。私が理解できるようになったから教えられたって感じかな。

その日から私の二つ目の能力を発現するための特訓が始まった。いや、特訓なんてものじゃないな。あれは実験だ。私という実験体を用いたレネゲイドウイルスの実験というべきなものだ。それまでの私は孤児院という温かいものしか知らない温室育ちのお嬢様だったってことかな。
UGNの暗い部分をその時に知った。というか意志の判断がうまく取れない幼少の人間にしていいものではない。まずは発現のため訓練だとか言ってぼこぼこにされた。今考えると理解できないよ。確かに私は燃えるけどそれは体育会系の熱血のことじゃない。負荷を与えることで力を引き出すとかなんとか...本当におかしい。
さらに脳が発達していないからではないかといわれ勉強させられた。当時の私は幼稚園児ほどの年齢だったんだけどな...。わけのわからない問題を出された。解けるまで食事抜きだともいわれたな。立派な虐待じゃないか。
極めつけはコレ...新たにレネゲイドウイルスを注入して反発作用でシンドロームを発現させるとかいうやつ。これを考えた奴は灰にしてやりたい。あの時は本当に死んだかと思った。確かに反発作用は起こった。でもそれは今あるサラマンダーの能力だ。自分から出る炎に焼かれるところだった。それくらい死の淵をさまよったけど結局発現することは無かった。

まあこんな感じでいろいろなことをされたんだけど...そんな特訓を騙った実験はある日終わりを告げた。大事っぽく言ってるけどなんてことは無い、私のもう一つの力...バロールの能力が使えるようになった。
「....」
はぁ...確かにあの日、私は貴方の干渉でバロールの能力が使えるようになった。それもサラマンダーの能力とそん色ないぐらいの力で。
あの日、私はとてもイライラしていた。今まで特訓だのなんだの言われて行われていた実験に対する怒りがレネゲイドウイルスを直接注射するとかいう頭のおかしい非人道的行為によって限界に達したって感じかな。
実験が始まってすぐのころは私も幼かった。だからあの扱いは普通だと思っていた。それしか私は知らなかったから。まあ、少し経ったら気づいたんだけどね、明らかに普通じゃなくて異常だったってことは。
そんな怒りを抱えたまま正常な判断はできないよね。その怒りは爆発した。始まりは手に持っていた本からかな。気づいたら手の中の本は燃えていた。いつの間にか私は荒れ狂う火の海の中にいた。自分の炎に気づかないなんて相当追い詰められてたなぁ...。
この火の中で私が最初に思ったのはここが孤児院じゃなくてよかったってことかな。その時は実験施設にいたから。あと、私が炎で燃えないから私以外のここにあるものは全部燃えて無くならないかなぁ...なんてのも考えたかな、流石に無理だったけど。UGNの施設なだけあるね。私の暴走は計算内だったのかな?
そんなことを考えながら私は燃えていたんだけど、私の意識はだんだんと暗くなっていった。それが酸欠か、エネルギー切れか、はたまた燃えることをやめない私を止めるために研究所側が使った毒ガスだったのかはわからないけどそこで私の意識は途絶えた。
暗い意識の海の中を漂う私の体、言葉にするとそんな感じだったけど夢を見ているような状態だった私は意識の中で星を見た。その時は何も考えずにその星をつかみに行ったけど、今思い返すとあれは空に光る火炎恒星、そこにつながる門だったのかな...。
星を掴んだ瞬間私の意識は覚醒した。私は懲罰部屋...まあ、簡単に言うと牢屋かな。そこのベットの上で拘束されていた。まあ、暴走して周りを燃やしたわけだし当然か...。炎も出し切ったといっていいくらい出したから出せる気しないしなぁ、とかなんとか思ってたらいきなり頭の中に知らない声が聞こえた。
「....」
そうだよ、貴方が初めて私に呼び掛けたんだよ、巫女の試練は合格だ、これで汝が我の信徒として力を使うことを許可する。とかなんとか好き勝手言い出してね。まあ、普通に意味が分からない。でもそこで気づいた。こいつが私の力を制限したせいで私は不必要な実験まがいの虐待を受ける羽目になったんだなって。思わず怒っちゃったよ、髪の毛が逆立つぐらい。怒髪天てやつだね。そして、私の髪の毛は実際に逆立った。あれっ?て感じ。気づいた時には怒りは喜びに代わってたね。やっと使えるようになった私の力はバロール、重力を操る宇宙の力。この力を自在に操れるようになっていた。

そんなこんなでやっと私は普通のクロスブリードのオーヴァードになった。暴走を起こしたことで数週間の懲罰期間があったけどその間に私の力が覚醒したことで実験は終了した。いや、終了というよりは自分たちの行いで覚醒させられなかったから凍結に近いかな。ざまあないね。
「....」
力を解放してあげたことに対する信仰の献上ねえ...。絶対にないってさっき言ったよね?確かに私の扱えるバロールの力は私自身に危害を加えるような力だった。未来の巫女が死なないように扱えることが出来るようになるまで封印していたっていうのが貴方の言い分らしいけど。私が信仰を捧げないのは私の望みに干渉してきたからだよ。貴方は私の天子様じゃない。そこは絶対だ。勝手に出てきて私に干渉してきただけのやつが私の天子様になれると思うなよ。
「....」
何?最初から目を付けていたって?どういうこと...?
「....」
はぁ...教えるにはまだ早いって何なの...。まぁ、わからないことを考えてもどうしようもないか。

コホン...まあ話の続きをするけどここから話すことはそう長くはないかな。懲罰期間が終了した後は私は正式にUGNチルドレンとしての訓練と実戦を行うこととなった....なったんだけど正直に言うとUGNチルドレンの訓練は相当ぬるい。それと同時に実感した、あぁ...私がいたあの研究施設で行われていたことって本当に異常なことだったんだなって。そのおかげで訓練も実戦も余裕だったって感じかな。そこだけはあの研究所の奴らに感謝だね。
それで私は勉学のためと支部での活動のためにこの町で一人暮らしをしている。まあ、勉学に関しては研究施設にいたときに詰め込まれた内容で分かるぐらいのことだからほとんど支部での活動のための異動だった。でも、学校生活っていうのは楽しいね。私にとっては未知のものだったし、そこでの関りで友達もできた。それに趣味もできた。学校の授業で初めて使ったんだけど琵琶っていいね。音もいいしなんだか持ってるとしっくりくる。
っと、まあこんなもので私の過去の話は終わりかな。明日も学校があるし今日は寝るとするかね...。

寝る前の微かなひと時彼女は思考する。
最初から目を付けていた...か、私ってなんで孤児なんだろ...?私にも親っていたんだよね...?
その疑問に答える者はいない。真実を知るものは彼女をいたずらに傷つけるようなことはしない。たとえ、それが神であっても今伝えることで起こる障害は計り知れないものだろう。そんなパンドラの箱を抱えたまま彼女の日常を過ごしていくそれが異常だと気付かないまま...。



セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 150

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