容姿・経歴・その他メモ

FHに所属するエージェントの女の子。
主に戦闘を担当しており、そのために沢山の兵装を貸与されている。
また、兵装のリース料の件もあってセル内の財務も担当しているため、無駄遣いに厳しい。


【来歴】
一般人の子として生まれたはずだが、産まれた直後に産院がFHのセルに襲われ誘拐される。
その後、オーヴァード覚醒実験の被検体となり、唯一の成功例としてオーヴァードになった。
覚醒後は能力検査や戦闘訓練を得てエージェントとなり、「商品」として現在のセルへ売り渡されている。
現在のセルでは主に戦闘を担当し、文字通り「その身を削って」セルに尽くしている。
「呉井実花」という名は任務で使うための偽名で本名は無い。

【能力】
オーヴァードとしての力はモルフェウスシンドロームによる簡単な物質変換と、それを応用した再生能力。
それらを活用することで一発撃つごとに腕を吹き飛ばす程の銃を振り回すことが出来る。
オーヴァードとしての素養は弱いため、それを戦闘技能やセンスで補っている状態。
度重なる腕の破壊と再生を繰り返しているため、彼女の利き腕はドス黒く変色している。
尚、銃及びそれに伴う様々な兵装は別セルより貸与されているリース品であるため、毎月膨大なリース料を払わされている。
つまりは経済的にも縛られている状態なので、彼女が何を思おうとFHから逃げることは出来ない。

【性格】
クールで基本的に無感動。来歴や毎日の任務によって人間らしい生活や感動を諦めているとも言える。

【FHに対して】
現在のセルに売り渡される前の教育施設にて「UGNは悪であり、オーヴァードの権利を侵害している」と教えられている。
そのため、漠然と「UGNは悪なので、手先であるエージェントやチルドレンは殺害しても構わない」と思っている。
ただし、給料の殆どはリース料に持っていかれ、残りは生活費で消えていく。
結局なけなしのお金で買えるのは慰みで買う飴玉くらいなもので（それすらも惰性によるものである。）、
文字通り身を削って命を賭けて戦うことに対する、飴玉以上の価値を探し続けている。

【趣味】
趣味と言えることは殆ど無いが洋服に興味があるようで、任務前に待機を命じられるときには服屋を見ていることが多い。
流行りの服を眺めては、自分で模倣して着飾ってみることもある。
とはいえ、自分で作成した洋服はすぐに土塊になるし、憧れた服屋は作戦に巻き込まれて破壊されてしまうのだが。

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