容姿・経歴・その他メモ

「空無」と書いて「クウナ」、本名は空崎 和央(くうざき なお)。

とあるジャームの引き起こした大事故に巻き込まれ、一度死に、オーヴァードとして立ちあがった青年。
ほとんどの記憶を失っており、わずかに残っている記憶は自身と、おそらく妹だった者の名前だけだった。
故に彼はジャームを嫌悪し、切り捨てる。その結果、己が"ソレ"と化してしまう危険から目をそらしつつ。

妹を含め、自身を巻き込んだ大事故では大半の人が消息不明となっている。
残った記憶の半分を占める妹が生きているかもという淡い希望は、彼を人として繋ぎ止めている貴重な要素であろう。

彼の臨死体験は、生と死の間を、時と空の間を、有と無の間を見つける事となった。
故に彼の刀が斬るのは物体ではない。その繋がりを、存在を、意味を、断つ。
「虚」の招き手<ヴォイド・コール>は、今日も在るべきでないモノを、虚無へと還す。

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