容姿・経歴・その他メモ

　重力操作Ｓランク。
　その烙印は、キミにとってはひどく苦渋を伴うものだったように思える。キミは自衛隊……この国の護国を司る組織に所属していた。自衛隊は質と特性の似通ったＡランクの異能者を集めることで均一かつ統制のとれた戦術を得意とする軍だ。時折疎む者も居たが、概ねキミはそのあり方に誇りをもっていた。だが、ある日キミがＳランクであることが判明し、退役になった。「Ｓランクは軍事活動に用いることができない」その不文律から、キミは自衛隊にはいられなくなったのだ。そして今、キミは少数精鋭を是とするムラクモにいる。竜と戦うために。かつてと立場は変わった。多くの仲間と戦うことはない。だが、やることに変わりはない。キミは護国の盾となり、無辜の民を守るために戦うのだ。

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