容姿・経歴・その他メモ

髪

黒色

瞳

黒/白色

肌

白

一人称/二人称

俺/お前、あんた、○○（呼び捨て）

「UGN特殊環境調査部隊”ノーチラス”所属、青醒渚。早速だが仕事に移らせて貰う。」

▼人物

特殊環境調査部隊”ノーチラス”に所属するオーヴァード。
短い黒髪と端正な顔立ちをした、中性的な容姿の人物。
白黒のオッドアイと大きな傷跡の残った風貌が目を引く。

渚を知る人物は、彼女の事を口をそろえて「何を考えているか分からない人」と評するだろう。
普段の渚は感情の起伏が乏しく、表情にもさしたる変化は現れない。
そのくせ口を開けば、淡々とした口調でズバズバと歯に衣着せぬ物言いが飛び出す始末。
本人からすれば悪気はないのだが、初対面の人物が彼女に抱く印象は反感か委縮の二択がほとんどだ。

しかし生来の経験からか、本来の性格は純朴で実直。何事にも正面から向き合い、最短の道を好む。
その一方で協調性も人並みにはあり、周囲の意見には素直に従う柔軟さも持ち合わせる。
その風貌や言動に臆さず接すれば、さほど気難しい人物ではないと分かるだろう。
だが、分かった所で今度は彼女の持つ意識のズレに悩まされる事になる。
・・・要は結構な天然、かつ重篤な方向音痴。「手綱を取るには苦労する奴」とは同僚の弁だ。

・特殊環境調査部隊”ノーチラス”

霧谷雄吾直属の部隊のひとつ。
強力なオーヴァードや遺産等、レネゲイドの影響で激変した環境の調査、及びその原因を除く事を目的とした部隊。
隊員は少数ながらも、特殊な状況下での活動に長けたオーヴァード達で構成されている。
作戦の規模が限定、局所的かつ長期的な特徴から、同じ部隊の隊員同士が同じ作戦に参加する事は滅多になく、
一人一人が各地に散らばり霧谷雄吾の指揮を経由して行動する特殊な指揮系統を取っている。
海洋、深海エリアを担当する渚は、四方海に囲まれた日本を拠点に置いて活動している。

▼経歴

かつてはとある小さな島で生まれ育った一般人。
レネゲイドと関わる事もなく、豊かな海と自然、大らかな人々に囲まれながら伸び伸びと生きてきた。
そんな彼女の運命を大きく変えたのは、突如現れたジャームによって齎された大災害だった。
嵐と雷、そして荒れ狂う海流は瞬く間に渚の故郷を、生まれ育った場所を、家族や島の住人を奪い去って行った。

自分もまた同じように、波に攫われ溺れた所で、海中を泳ぐ大きな影と出会う。
正体の分からない”それ”を前にして、渚は不思議と恐怖を感じなかった。
異常事態に感覚が麻痺していたのか、もう生きる事を諦めたからなのか。
近付いてくる”それ”に触れた時、体の底から得体の知れない力が湧き上がるのを感じたという。

かくして、渚はオーヴァードの能力に覚醒し、一命を取り留める事が出来た。
その後、天涯孤独となった所をUGNに拾われ、海流の中を生き延びた能力を見込まれた後に特殊部隊”ノーチラス”へと配属。
気の良い同僚たちに囲まれながら、過去の傷を癒し、非日常を受け入れて行った。

渚は過去を振り返らない。
家族や故郷に未練が無いわけではないが、悔やんでも仕方ない事だと、心の中で割り切っている。
何より、今では唯一無二の”相棒”が隣にいる。渚にはそれが何よりの安寧だった。
それと同時に、彼女は自らの故郷に災害を巻き起こしたオーヴァードそ探している。
もう二度と自分達のような犠牲を出さない為に、悲劇を繰り返さない為に。
彼女が”ノーチラス”に籍を置くのもこれが最たる理由となっている。

▼能力

キュマイラとウロボロスのクロスブリード。
獣化の際、渚は両腕を大きな刃のついたヒレに変えて、鮫のような風貌に変貌する。
キュマイラの身体強化と卓越した運動能力を併せ持ち、機動力に置いては部隊の中でも右に出る者は居ない。

また、ウロボロスの能力の一部として、後述の”相棒”に身を委ねて巨魚のような形態に姿を変える事も出来る。
影のヴェールを纏ったその姿は、周囲の影を水面のように捕らえ、潜航し、自在に泳ぎ回る。
獲物を狙う鮫の如く、文字通り物陰から繰り出される襲撃は、渚の最も得意とする戦法だ。

この変貌は渚が覚醒した時の環境にレネゲイドが適応する形で発現したもので、特殊環境調査部隊に身を置く理由でもある。
陸上での活動は勿論、水中も渚のホームグラウンド。水陸両用のハンターからは、一度狙われれば逃れる術は無い。

▼Dロイス

No.64、傍らに立つ影(シャドウバディ)。
渚の特異な点として、周囲に”相棒”と呼ぶ存在を連れている事が挙げられる。
曰く、能力覚醒の際・・・海中で溺れ死ぬ間際に、”何か”に手を引かれ命を助けられたという。
それがレネゲイドビーイングと呼ばれる生物なのか、はたまた全く異なる存在なのか定かではないが、
以来渚はその”何か”を一心同体の相棒と呼び、従えている。
影が巨魚の形を成したようなその存在は、渚によれば「気まぐれで割と人懐っこい」との事。
また、好奇心旺盛ですぐに何処かに消えたと思いきやふらっと戻ってくるのだとか。一心同体とは一体・・・

・効果

このDロイスはウロボロスのシンドロームを持つキャラクターしか取得できない。
自分の取得しているシンドローム以外のシンドロームから、「タイミング：常時」以外のエフェクトを選びレベル1で取得する。
これには経験点は必要ない。ただし、エネミーエフェクトおよび「制限：-」のエフェクトはこのDロイスの効果で取得できない。
この効果で取得したエフェクトの侵蝕値は+1される。

また、このエフェクトは《原初の●》で取得したエフェクトとして扱われる。
自分は経験点を使用して、このDロイスで取得したエフェクトを成長させる事も出来る。
エフェクトの成長については、ウロボロスのコピー系エフェクトに準ずる。

このエフェクトを使用すると、自分のアバターが姿を現す。
《一閃》を取得。

セッション履歴