容姿・経歴・その他メモ

「私の生まれた意味って何だろう……」

好き：思い出を振り返ること
嫌い：自由
日課：日記を書くこと


チルドレンとして活動していた少女の記憶を有したレネゲイドビーイング。
そういう存在がいるのは知っていたけれど、自分がそうなるなんて思ってもいなくて。
けれど記憶があるから生前伝えたくて伝えられなかった、彼女の兄への気持ちを感謝を伝えようと。
許されなかったことも、燃え尽きた後ならば許されるんじゃないかと。
自分はそのために生まれたんじゃないか、なんて二人分の言い訳を抱えて。
だがその想いを果たそうとした矢先にシャルヴとの接触によりAdレネゲイドに感染し、これは変質した。
本人の視点では一応記憶や存在としての齟齬はないが、客観視できる程の確証はすでにない。
自分という存在が彼を余計に傷つけるかもしれない、そう思ったならばもう赦されなくて許せなくて
だから二度と兄と会うことはない。彼が妹の記憶と出会うことはない。
ではそのために生まれたと思った自分とはいったい何なのだろう？自問自答しても答えは出なくて。
ただそこにあった愛しさと、己自身ともいえる少女の思いを果たせなくなってしまった悔恨にずっと心を痛めている。
加えてグレイプニルシンドロームという扱いの難しいものを手にしてしまって。
いつ脅威と化すかもわからない現状に怯え、彼女は普段から己自身を拘束している。

能力は炎の操作。生前より威力は大幅に落ちたものの、グレイプニルによる束縛能力が付与される。
己を縛る鎖を手繰り、響かせる音は敵のレネゲイドも震わせ縛り付けるという因果を炎に纏わせる。

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