容姿

胸より上は人に近い姿をとる。
ただし、胸から下はほぼ植物の幹のようになっており、原則として、土のある場所でしか行動したくない。（できないわけではない）

経歴

最初は枯れた大地の戦場に立っていた1本の植物だった。
彼はそこにある水分を摂取しただけだったが、いつのまにかレネゲイドビーイングとして生まれ変わっていた。

彼の認識している人とは、他者(生き物や植物)を殺し、捕食する生物と思っている。
戦場で自我を持った彼の見たことのある人間は、捕食するわけでもなくお互い殺し合っているもののみなので、命を無駄に散らす人間に対して理解できないと感じ、人と交わることなく、人里離れた場所で生活している。

その後、山で遭難した子供と出会い、気まぐれで救った際に多少交流があり、多少人には興味を持ちつつあるが、人の住む街に近づくと容姿でバケモノ扱いされるため、近づいておらず、人里離れたところでワーディングを検知すると様子を見に行くこともあるが、結局そこで見かけるのは無意味に殺し合う人の姿だけだった。

起源

多くの死者をだした戦争で人の血を吸い続けた結果、生まれたといわれている妖樹"ジュボッコ"の伝承を起源とするといわれているレネゲイドビーイング。
実際は、様々な血を吸い覚醒したようなので、多くの人々の意識の集合体なのかもしれない。

名前の由来

出会った相手が妖樹"ジュボッコ(樹木子)"の伝承になぞらえて命名した。
恐らくプランナーに名付けられている。

その他

大地に根を張る肉体を持ち、基本的に食事を必要としない。
また、意思疎通に言語を用いない。(声無き声で意識疎通を図る)
衝動にのまれたときは伝承の通り本能的に人の血液を欲する。
ただし、普段はしたいからのみ摂取する。
基本的に彼としては、死者からの摂取は食物連鎖の一環でしかなく、
彼から見た人間は、動物や食物を殺し摂取する食物連鎖の消費者であり
死体から栄養摂取する彼を人がバケモノ呼ばわりしてくることは心外である。

移動方法

原則的に根を張った体を持つ彼はあまり自身で移動しない。
移動したいときはコアを小型の移動に適した器に移し替えて移動する。

移動用の器

自身を小型化したような器で大地に根を張らず、子人のような姿。
コロボックルのようなイメージ。
他者と接触するときは基本この姿。
ただし、戦闘は不向き。

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