容姿・経歴・その他メモ

　米国の血が混じる古流忍術流派の使い手。
　調子に乗りがちな性格であり、古風な忍者らしさは一切持たない現代っ子。
　アカデミアに入学する都合もあり、忍術の修行は半ばに里を出ている。その技能は基礎的な物しか持たない。

　シンドロームはブラックドッグ・エグザイル。
　彼の流派では昔から「絡繰を埋め込む事による人体改造」「細胞操作による肉体変化」を基本としていた。
　習得にはそれなりの苦痛を伴う修行であるはずが、泣き言ひとつ漏らさないロバートを不思議に思った師匠が調べてみると、レネゲイドウィルスに感染していたのだった。
　裏を返せば、オーヴァード化による戦力の増強はしていない。という事でもある。
　生粋の鞍馬神流・猿渡機忍。その申し子だ。

　肉体変化により宙を舞い、水上を駆け、壁に潜るその多芸は専ら悪ふざけに用いられ、風紀委員の頭を悩ませている。
　アクセサリー等の装飾具まで肉体に埋め込み、「シンドロームなら仕方がない」の判例を作ったのは今でも語り草。
　生徒会及び風紀委員会の裏仕事を請け負う外部諜報工作員であり、トップと繋がりがあるからこそ注意程度で済んでいるのは僅かな者しか知らない秘密である。

　ある夏、「浜で騒いでるヤンキーども、ウザくね！」「それ！拙者空から爆竹落としてくるでござるよ！」と悪ノリしたのが運の尽き。あえなく撃ち落とされ、御用となった。

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