容姿・経歴・その他メモ

履歴

コードネームは、自分が血まみれになりながらも敵を殲滅してくることが由来。

垂井支部所属。支部長は双子の兄。
陸自の特殊部隊に在籍していた経歴を持つ。しかしFHのテロに巻き込まれ、一度死の淵に立った。自分以外の隊員は帰らぬ人となったが、何の因果か覚醒。テロを許してしまったのは特殊部隊の責任として、特殊部隊から外された。現在は広報室で勤務している。

寡黙ながらも温厚な性格をしているが、兄に対してだけは負けず嫌いが出る。

兄は自分を天才だと言う。しかし、あらゆる面において自分は兄より優れていたことが無い。天才ならば、同じ時に生まれた双子ならば、兄と同等____いや、それ以上にできるはずだ。そう思ってあらゆる面で研鑽を重ねた。だが、本気の兄に勝てたことは一度も無かった。その理由に薄々気づきつつも、認められずに一方的に兄に対抗心を燃やし続けた。自衛隊を志願したのは、より過酷な環境に身を置くことで、兄を超えたかったからだ。
だが覚醒し、自分を客観視するようになったことで、気づいた。気づいてしまった。兄と自分は明確に別の人間で____自分は極めて凡人だったのだと。
長年の固定観念という名の呪いから解放され、同じ土俵に立った今だからこそ思う。双子だからと言って自分達は別々の人間だ。才能差があり、得意分野も違う。だからこそせめて、自分の得意分野では、兄を超え、有用性を証明したいと強く思う。

「支部長はお前の方が適任だろう。俺には向いてない。だが、戦闘力まで勝ちを譲る気は無いぞ」

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