獣と混じったような異形の姿で産まれ、研究所に売られた。度重なる人体実験の末に人間に対する根強い憎悪が芽生えた。それが衝動によるものなのか、それとも自発的に産まれた感情なのかは不明。
精神が不安定なのか衝動に飲まれやすく、たびたび力を暴走させ憎悪のままに全てを襲っていた。
後に情報を嗅ぎつけたUGNによって保護された。初めはまさしく手負いの獣で、そのあまりの扱いづらさに様々な人の手に渡った。いつ暴走してもいいように危険な仕事を多く任されて数々の死線をくぐりぬけ、今もその頃負った傷痕が身体に刻まれている。


そんなルーナをテレーズ・ブルムが拾い、心身をケアし手なずけたことで徐々に、野良狼から飼い狼へとかわっていった。そのため彼女のことが大好きで恩義を感じており、忠誠を誓っている。

騎士の名前は、暴走ばかりの半端物の人狼が一丁前に騎士を気取ってやがると、揶揄した周りが呼び始めたもの。本人的には少し苦いものもあるが、テレーズがそう呼ぶなら相応しいものにはならないとかな、とは思っている。

親友であり相方のレネゲイドビーイング。いつも黒曜石のネックレスとしてそばにいる。人型をとることはとても珍しい。馬にもなれる。
ルーナが一番気を許しており、仲がいい。アリオンが余計なことを言うたびに雑に振り回している。

ルーナがUGNにいた時からの仲。ルーナの監視役＆歯止め役の役割としてそばにいた。
幼い頃のルーナは人間であれば理性を簡単に手放し襲いかかっていたが、同じ異形であればそれが抑えられた。アリオンにも最初は心を閉ざしていたが、度重なる危険な任務のなかで共に生死をかけているうちに存在を認め、相棒となった。その後テレーズに2人揃って引き抜かれ、今に至る。
ルーナの情操教育に一役かった功労者。ルーナがあまりにも獣なので頭を抱えていた人物。
任務によって、一緒にいたりいなかったりする。

1d10　シーンイン
1d10　リザレクト
:侵蝕値+
:HP-
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◇ｲｰｼﾞｰｴﾌｪｸﾄ
《彼方からの声》
《異形の痕》 loup

◇マイナー
▼“金色の獣は風を纏いて”──Vent bête──
▼“月に吠える狂狼”──Folie louvière──
《完全獣化》+《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》
《完全獣化》+《破壊の爪》
《完全獣化》
:侵蝕値+10
:侵蝕値+8
:侵蝕値+6Argent loup-garou

◇メジャー
▼“金狼風牙”──La Argent loup-garou──
《CR:ハヌマーン》+《音速攻撃》/攻撃力+1d10+12
10DX8+3　
14DX7+3　100％
:侵蝕値+4

▼“月狼風牙”──La Argent loup-garou──
《CR:ハヌマーン》+《音速攻撃》+《神獣撃》/攻撃力+5d10+12
《CR:ハヌマーン》+《音速攻撃》+《神獣撃》/攻撃力+6d10+13
12DX7+3　80％
14DX7+3　100％
:侵蝕値+6

Vent　風
bête　獣
Argent　金属、銀
loup-garou　人狼
Folie louvière　狂狼病