容姿・経歴・その他メモ

「よぉ、前任からこのN支部の支部長の席を引き継ぐことになった"腕無し"(ピースサイン) 庵野だ。よろしくな」

赴任してきたばかりのN支部の新しい支部長。シンドロームはエグザイルピュア、拳銃を象った形へと手を変化させて後方からの支援射撃が得意戦法だが、どちらかといえば直接戦闘能力は低く支部長を任されているのはチルドレンとして長くUGNにいる経験を買われてのこと

よく言えば豪胆、悪く言えばガサツな性格をしている割に書類だったりはしっかりしている。支部長になるにあたって身に着けた能力なんだろうかと時々陰口をたたかれているとか

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「（ツラ貸しやがれ、あなたの口癖でしたね。……優、少し”ツラを借り”ます）」

上記の設定は彼女がN支部長「庵野優」として赴任するにあたって組まれたものである。

"百面相"、UGNチルドレンとして育ち、長く戦ってきた女性。データ上の身長体重も全て「庵野優」のものである。（実はＡ型で水瓶座、らしい）
幾度となく危険な任務に投入され、時には使い捨てのような扱いの中で一人また一人と共に育った仲間が減っていく中彼女は生き残り現在は支部長の役を任されている。

戦う理由は「仲間の生存」
命令される”守るべき日常”なんてわからない、レネゲイドの進化も人類との共存も興味がない、ただずっと一緒で、少しずつ減っていった仲間を守るために、これ以上目の前で死んでいくことがないように。そのためだけに戦い続け多少は命令に口を挟める立場に、死んでこいという命令から仲間を守れる立場にまで上り詰めた。

得意とする戦い方は暗殺。通りすがりに、交渉の席で、あるいは油断なく銃を構えながら。見せている姿の上に虚像を重ね、攻撃動作を一切見せずに硬質化させた肉片を打ち出し不意打ちで殺害する。「ジャイアントキル」と呼ばれる遺産を手に入れてからは撃ちだす弾丸さえも背景に紛れるよう色を変えることも可能とし成果を更にあげられるようになった。
この戦い方の都合手加減や捕獲は苦手……というよりジャームを可能な限り冷凍処分に留めるという方針についてはあまり重視していない。あくまで守るべき命は仲間のものであって他についてはそこから一線を引いて考えている。特に敵については余力がある時に考慮する程度

　”百面相”の名の通り彼女は名前を隠し、任務の度に違う顔を纏っている。この時に使用する顔と経歴については、調べられた時に偽装の身分だと発覚するのを遅らせる為全て０から作るのではなく実在したUGNチルドレンから……同じ施設で育ち、任務の中で死亡したチルドレンから最後の事実だけ記録から書き換えて借り受けている。危険因子を真っ先に排除することができればその分だけ仲間の危険を減らすことができるから

「この戦法は手が割れてしまえば効果が薄くなってしまいますから。だから……みんなの事を貸してください。これ以上誰も死ななくていいように」

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