容姿・経歴・その他メモ

製造時はバロールのピュアだったが、制御能力の低さから失敗作の烙印を押された量産クローンFHチルドレンの少女。
数合わせとして運用されていた際にノイマンである鴉刃の戦い方を見たことに影響を受けたのか、後天的にノイマンシンドロームに覚醒、不足していた制御能力が補われた事で使い捨てから運用が見直された。

現在は鴉刃に師事しながらFHの作戦を行っている状態だが、情緒面の未熟さの補完と戦闘技術の学習が目的となっている。
…戦闘技術以上に裏社会での活動能力などを学習している、という指摘もあるが、有益ではあるので特に問題にはされていない。

戦闘スタイルは自身と大量のブレードを重力制御で浮遊させ、高速思考でそれらを制御・連携させて斬り刻むというもの。
鴉刃は強かった、ならばそれが複数居ればもっと強いだろうという極めて単純な理由で生み出した戦闘スタイルであり、各ブレードの太刀筋は鴉刃のそれを模倣したものとなっている。
あくまで表面的な太刀筋の模倣のみであるため体術などを含まないため、それぞれの脅威度はまるで及ばない。
ただし、それが群れとして襲い来るならば捌き切れる者は限られるだろう。

また、彼女自身はFHの掲げる思想などに対して無関心である。
しかし、ある意味では彼女はFHの思想に強く合致している。
なぜなら、彼女の渇望は”役に立ちたい”というもの。
主が誰で、どんな思想だろうと、それ自体は彼女に関係はない。

少女はただ、誰かの役に立ちたかったのだから。

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