ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

上原 初音 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

タスク上原 初音ウエハラ ジョオン

プレイヤー:ナシゴレン

年齢
14歳(UA適応後なら15)
性別
星座
射手座
身長
179cm
体重
血液型
ワークス
ゼノスエージェントB
カヴァー
中学生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
エグザイル
オルクス
HP最大値
25
常備化ポイント
8
財産ポイント
8
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 兄が居る。優秀な兄だった
兄弟
経験 思い出したくもない思い出。それ以降、全てを投げ出して非行に走り出した
大事故
邂逅 「…そりゃ、今までの俺を知らないって言うのもあるかも知れないけど……それでも、俺の事を友人だって言ってくれて嬉しかった」
任意 親友
覚醒 侵蝕値
感染 14
衝動 侵蝕値
自傷 16
その他の修正4ジャイアントキル
侵蝕率基本値34

能力値

肉体2 感覚3 精神1 社会3
シンドローム2+0 シンドローム1+1 シンドローム0+1 シンドローム1+2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃4 RC1 交渉
回避 知覚1 意志 調達1
情報:ゼノス1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者:ジャイアントキル

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
骨の銃 3
死招きの爪 4
オールレンジ 4
コンセントレイト:エグザイル 2
オーバーロード 1
猫の小道 1
美しき罪人 1

コンボ

これはもはや爪じゃない。─── 牙だ

組み合わせ
骨の銃死招きの爪
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

100%未満時 11+20
100%以上時 13+25
これで作成した武器を使用したダメージに+2D

爪弾

組み合わせ
オールレンジコンセントレイトエグザイル
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3+4
8
4-1
31
100%以上
3+5
7
4-1
38

骨の銃使用前提。ダメージに+2D

牙 Stage1【タスク ステージワン】

組み合わせ
オールレンジコンセントレイトオーバーロード
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3+4
8
4-1
62
100%以上
3+5
7
4-1
76

使用後骨の銃を破壊する。ダメージに+2D

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
骨の銃 射撃 〈射撃〉 -1 LVx2+5 20m
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ジャイアントキル 骨の銃を取得。骨の銃で作成したアイテムによる射撃攻撃力に+2D
契約者は勇敢になり、恐怖を忘れる
デモンズシード 3 死招きの爪を選択。最大レベルに+1
ゼノスネットワーク 10
失敗作 5 死招きの爪を選択。最大レベルに+1

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 7 109 18 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

金髪に灰色の瞳。ハーフ特有の堀の深い顔をしている美しい少年。14歳にして179cmでかなり身長が高く体格もいい。頭のバンダナの下には彼の父親が『先祖から引き継いでいる』と雑に部屋に落ちていた布(遺産 ジャイアントキル)を巻いている。

履歴

一人称:俺
二人称:アンタ お前

何故彼が荒くれものに堕ちたのか

東京近郊N市。彼はそこで産まれて育った。

アメリカ育ちの母親と日本育ちの父親の元に産まれて、幼少期から兄と比べられながらもその体格からバスケ選手として期待されてきたし、本人も更に身長が伸びてバスケ選手になると思っていた。周りも本人もそれを疑わない程に彼は強さに貪欲だったし強かった。加えて勉学も出来るので私立の男子中学校に入学して、彼の人生はバスケ選手への街道を歩んでいた。

だが、その夢は潰えた。

試合中の危険な接触プレーによりジャンプ後の着地に失敗。靭帯に大きなダメージを負い、なんとか日常生活には復帰出来たものの選手としての復活は困難─── 否、不可能だと診断された。

その直後の兄の海外留学の確定。兄は出来が良く、弟は事故で無能になった事が周りにもバレ出した。

やり場のない苛立ち。同じ道を歩んでいた筈の兄との間に生まれてしまったもう埋まる事のない差。悩みに悩んで耐えきれなくなった彼は非行に走る様になった。

不幸中の幸いなのかそれとも止まる要素がなくなっただけなのか。選手生命が潰えただけで身長とフィジカルは無くなる訳がなかったのでカツアゲや喧嘩に明け暮れ始めた。

親友

そんな生活を続けていたある日、一人の少年が学校へと入って来た。

『青峰タクミ』と言う少年だった。一時から時が止まったような印象を与える小さな体格。なのに壮絶な人生を送って来た様な知的で真っ直ぐな瞳。幼なげだけどしっかりした顔立ちと口調故になんともアンバランスな印象を受ける彼に対して周りが距離感を掴み損ねる中、彼はただ一人。真っ先に声をかけた。

「よぉチビ助。おっと。この呼び名は別にバカにしてるんじゃぁないぜ?客観的にみた事実を呼び名にしたんだ。…分かりやすいだろ?」


周りの生徒は止めようにも止められなかった。その時には、上原と言うやばい奴が居るというのは上級生にまで伝わっていたからだった。…対して、青峰タクミ。彼はと言えば

「…チビ助じゃない。タクミ」
「…はっはっはっ!こりゃ一本取られた!いや、取られてもないか?そうだなぁ!『チビ助』!」

差し出した手はいとも簡単に握りつぶされかけた。初音の中に『チビだけどあいつの運動能力はやばい』というのが刻まれて、以来彼は何かにつけて勝負を挑むようになった。


スポーツでは全敗だった。身長は小さいのに、凄まじい運動神経を持っていた。本当にこいつは長い事学校に通えていなかったのか?と言う疑問が湧くぐらいだった。

その癖、勉強はちゃんと止まっている。自分が勝てる部分だったので、調子に乗って教えるまでに至った。

「…初音はぼくにするみたいにみんなにすればいいのに」
「はっ。あいつらが今更オレの事見直すとして、それはきっと今頃海の外にいる兄貴とのコネを求めてだろ」
「…初音も離れた所に兄弟が?」
「お前みたいにいい関係じゃないさ。お姉ちゃん大好きなチビ助くん」
「むっ…悪い事じゃないだろ」

なんだかんだ言いながらも、彼らはお互い明かしていないだけで『夢』と『日常』を『失った者同士』他人には分からない奇妙な絆が形成され始めていた。

そして、その日は訪れた。

ジャイロ。そして爪は牙となる

「クソッ…面倒だな…反省文を書くまでオレの側で待ってろよ…」

上原初音は今、反省文を出しに行く途中だった。授業中の素行不良。まさかテストで点を取っていてもそれに当たるなんて…と一番驚いていたのは当人であろう。

(にしても…やけに静かだな。吹奏楽部の楽器の音も、運動部の掛け声の一つも聞こえねぇ…)

深い深い闇。目指していたものが出来ないと言われたが故の闇。そんな彼には何よりも励む者たちが眩しく見えていた。だからこそ、その異変には気づいていた。

「失礼しまーす。反省書出しにきあしたー」

普段ならこんな態度でやれば反省文を追加するか?などと言われるのだが…そのうるさい声も聞こえない。返事変わりの静寂があるだけ。

「…寝てんのか…?にしては全員は変だろ…」

職員室の中に入ってみれば、中の教員は全員寝て─── 否、気絶していた。全くもって、訳がわからなかった。

「初音!ここにいたんだ…」
「チビ助…お前は平気なのか…?」
「…とりあえず、はね。良いから!こっち来て!」
「ちょ…ちょっと待て!説明を───

「いいから!」
「─── わーったよ。…後で説明しろよ…!」

初めて見るチビ助…タクミの強引な姿にいつもとは違う空気を感じ取ったのか、やけに素直だった。

そのまま二人は昇降口へと走る。

その、途中だった。

「青峰!上原!まだ帰ってなかったのか!?」
「おいチビ助!あの先公は気絶してない!さーせん!反省文書いてt)))「ジャームだ!気をつけろ初音!」

言うが早いか。初音の首は飛び鮮血が飛び散る。─── 筈だった。

「くっ……」
「チビ助!」

青峰タクミが『学校に来れなかった間』とある事情で『姉の事を見ていた間』隣に立つ少女は『高い防御力を誇っていた』と言う。…タクミ自身も氷という形で真似してみたものの

(…辛いな……まだ解除されたてで…レネゲイドも応えてくれないのか……)
「チビ助!」
「…初音だけでも…逃げて……」

それでも、友人は守ると決意を決めたタクミに対して、初音の答えは

「そんな事する訳ねぇだろ!」
「……え?」

ノーだった。…初音側はチビ助と呼び続けるが、タクミが初音を友人と思うように、彼だって同じような感情をタクミに抱いていた。

「…笑わせるな。上原。弱い者いじめ。カツアゲ。暴力。素行不良。そんなお前が今更友情ごっこか?」
「…無理だよ…無理だよ!初音!だって君じゃ…」

否定される様な言葉を、自分の弱さを。掘り返されて突きつけられて。それでも初音は、上原初音は

「…チビ助。お前はこいつと戦えるんだろ?」

「だったら、オレに無理な訳があるか」

笑っていた。高らかに、『恐怖心を忘れた様に』

怪我で周りから手のひらを返されてから。兄と差がついてから。彼の心は腐り、堕ちていたが。彼と言う男は、上原初音はそう言う男だった。


普通ならしない様なド派手なプレーで宙を舞い
負ければ終わる試合程燃え立ち
自分の前に立つ敵は誰であろうと叩きのめす
障害は全て取り除き破壊する

そう言う、男だった。

「…なら何が出来る!弱いからお前は弱い奴にしか強く出られない!そう言う男だろお前は!上原ァ!」

強がってはみたものの、打開策なんて思いついてない。何かないかと、そもそも目の前の奴は『自分の血液を銃弾として打ち出そうとしている』それに対してまずどうするべきだ?避ける?撃ち落とす?防ぐ?

そのすべての手段を、持ち合わせていない。

初撃をタクミが氷で防いでくれたものの、恐らくそれも次はない。…なら、どうする?

「来ないならこっちからだ!」
「っ!」

血液の銃弾が飛んでくる。間一髪…と言った感じでそれを避けたが、本当に間一髪だったのか頭に巻いていたバンダナがひらりと落ちる。

「なっ…初音…それは…」
「……え?」

そのバンダナの下から出て来たのは、彼が父親の部屋に雑に捨てられていたのを貰い、ちょっと気に入ったのでバンダナの下で密かに頭に巻いていた布。驚いた様にそれを指差すタクミ。

「…まさかお前が持っていたとはなぁ!『ジャイアントキル』!」
「…ジャイアントキル…?」

初音は聞き覚えのない言葉だった。父親に何か聞いても「よく分からない。じいちゃんに託された」の一点張り。実際に何も知らなそうだったし、その祖父も歳で死んだので今の今まで彼はこれについて何も知らなかった。

「知らないなら教えてやろう!ジャイアントキル…つまりは『遺産』!遺産があれば俺はさらに…さらに強くなれる!!!さぁ!上原ァ!それを、それを俺に寄越せぇぇぇぇぇ!!!」
「あっぶねぇ…!」

上原初音は不思議に思っていた。何故銃弾にも見えるそれを回避出来るのか。何故ここまで反射神経が間に合うのか。

【ようやく気づいたか?】

【お前に自覚がないだけで、私はお前と繋がっていた】

【身につけられるたびに、力を貸したいと思っていた】

【さぁ、目の前の奴を倒そう】

キュインキュインキュイン

「…おい。なんだ?この音は」
「…あ?知らないな。タクミ。お前か?」
「い、いや違う……」

タクミをみれば、自分を指さしている。…正確には、自分の『爪』だった。

「…な、なんじゃこりゃぁ!!!」

爪が、回転している。

「…だからどうした!」
「あっぶねぇ!」

回転する爪の指を振るえば、血液の銃弾が切断されていった。

「マジかこれ…」
「初音!それを打ち出せ!エフェクトはイメージだ!想像しろ!『初音なら出来る!』」

ドパッ!

「ぐうっ!…素晴らしい…素晴らしいぞ!それがジャイアントキルの力!」
「効いてるけど…」

「タクミィ!」

初音は、初めてその名前を叫んだ。

「…『頑張れ』って、言ってくれ」
「…え?」
「『頑張れ』って!言ってくれ!!!言え!!!言うんだ!!!」

「……頑張れ!頑張れ初音!!!ジョオン!!!頑張れ!!!」

「…おう、頑張る…!」

回転数は増し、空間が歪む。

「…避けるんじゃぁ…ねぇぞ」

それを見ていたタクミは後から語った。

それはもはや、爪ではなかった。

『牙』【タスク】

そして

それから三ヶ月。青峰タクミはまた休みがちになり、また来たと思えば『転校するかもしれない』と一言。

「…初音だって、『オーヴァード』だ。…僕と…来てくれないか?UGNに」

そう言われたが、初音の返事はノー。

「オレが欲しいのは『なんでこれがオレのじいちゃんからオレの元に来たのか』だ。オレがこの力を使って知りたいのはそれだけ。『納得は全てに優先する』ぜ」

『知りたい』それならばとタクミは彼に姉を紹介した。

「─── 貴方が、タクミのお友達?色々、ありがとうね」

クールだが柔らかい雰囲気のその女性。

それ以外は、これから描かれる。一先ずは、これで終わりである。

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No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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